なかなか使い方に迷う、バンガード・米国中期政府債券ETF

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バンガード・米国中期政府債券ETFは、リスクのちょっとした調整くらいの使い道か

バンガード・米国中期政府債券ETFは、バークレイズ米国政府債浮動調整(1-3年)インデックスに連動する投資成果を目指しているETFです。運用会社は、ザ・バンガード・グループ・インクです。

バンガード・米国中期政府債券ETF


このETFで、米国政府関連の中期債券を中心に投資する事が可能です。保有銘柄数は165銘柄と分散度合は中程度でしょうか。気になる信託報酬も年率0.12%と、非常に低コストある点は、個人投資家として注目するポイントです。海外ETFを利用すると多種多様な債券に投資する事が可能になりますから、どれを選んで良いか迷いますね。

管理人の個人的な考えとしては、iシェアーズ・コア 米国総合債券市場 ETF(AGG)や、バンガード・米国トータル債券市場ETF(BND)のような、バランスのとれた米国債券を利用した上で、リスクリターンを考慮しながら、サテライト的にこのETFのように、集中投資する銘柄を利用する戦略が良いかなと思います。

(2015年10月17日公開)

 

バンガード・米国中期政府債券ETF(VGIT)の基本情報

バンガード・米国中期政府債券ETFの基本情報を下記に記します。取引に当たっては、証券会社のホームページにて、最新情報を取り寄せてください。

項目 内容 感想コメント
ティッカーコード VGIT -
上場市場

NASDAQ

-
信託期間 無期限(設定日:2009年11月19日) -
ベンチマーク バークレイズ米国政府債浮動調整(3-10年)インデックス -
決算日 毎月分配型 -
売買単位 1株 -
最低購入単価 1株:64.5米ドル(2015/6/2時点) 7,740円相当 ※
信託報酬 年0.12%(税抜) 安いです
月間出来高 97万株 -
ETF純資産総額 216百万米ドル(2014年12月時点) 約259億円※
ファンド純資産総額 567百万米ドル(2014年12月時点) 約680億円※
※1ドル=120円換算


●組み入れ構成銘柄

バンガード・米国中期政府債券ETFのポートフォリオ特性値

バンガード・米国中期政府債券ETFに関しての感想と評価

バンガード・米国中期政府債券ETFの投資対象は、米国政府関連債券(米国債、政府機関債、米国政府保証の社債など)です。一般的な企業の社債に比べて、米国政府の保証が付いている分だけ、リスクが下がる事になります。なお債券の保有割合は、残存期間3~5年と5~10年ものの債券に、それぞれ50%程度ずつとなっています。

米国の中期政府債券に投資したい場合は、iシェアーズ 米国国債 7-10年 ETF(IEF)なども海外ETFとして存在しますが、当ETFは更に、残存期間が3~7年ものの債券も保有しているため、IEFよりは価格変動リスクが小さいです。

バンガード・米国中期政府債券ETFとiシェアーズ 米国国債 7-10年 ETFの基準価額の推移
青線:当ETF(3~10年ものの政府債) 赤線:IEF(7~10年ものの政府債))


バンガード海外ETFシリーズを利用して米国政府債券に投資をする際に、リスクをもう少し取って利回りを上げたい場合はバンガード・米国短期政府債券ETF(VGSH)が、逆に利回りを下げてでもリスクを下げたい場合はバンガード・米国長期政府債券ETF(VGLT)を利用しても良いでしょうね。

バンガード・米国中期政府債券ETFと、同じく短期と長期債券との基準価額の推移の比較
青線:当ETF(米国中期政府債)、 赤線:米国政府短期債、 黒線:米国政府長期債)


個人的には、債券は安全資産として利用したいので、リスクは下げたいところです。分配金利回りを追求して債券を選ぶ際には、キャピタルロスの可能性も考慮に入れておいた方が良いでしょうね。

バンガード・米国中期政府債券ETFで分配金目的の投資は可能か?

バンガード・米国中期政府債券ETFは毎月分配型で、2015年6月1日時点での分配金利回りがは1.6%(税引前)となっています。

上述していますが、価格変動リスクを抑えた米国短期政府債券ETF(VGSH)であれば、0.51%、リスクを取った米国長期政府債券ETF(VGLT)は2.78%の利回りです。

リスクとリターンはトレードオフの関係になります。分配金狙いの投資対象して債券を選ぶ際にも、リスクは考慮に入れた上で、銘柄を選んだ方が良いですね。

バンガード・米国中期政府債券ETFを購入できる証券会社

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