お金のデザインをコスト面から評価してみると・・・

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「お金のデザイン」の評判やいかに? コストで見る、お金のデザインの中身

お金のデザインのセミナーに行ってみた結果、考えているコンセプト自体は悪いとは思いませんでしたが、海外ETFでポートフォリオを組むのであれば、やっぱりコストが気になります

お金のデザインの評判は?


管理人は難しい仕組みよりも超簡単な事を好みますし、本当にお金のデザインが言う通り、ETFラップはコストが安いのかどうか単純に調べてみたくなったので、比較してみました。

セゾン投信と、採用しているETFのコストを比較してみた

ここでは管理人が高く評価している、セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドと、ETFラップの採用銘柄の比較をしています。

正直言って、ポートフォリオのコンセプトが違うために、ETFのコストを比較するのはかなりの無理矢理感が漂いますが・笑、一応、興味本位で比較してみた!!的なノリです。

投資割合(%) 信託報酬(%)
グロース 46 0.36
インカム 25 0.43
インフレヘッジ 29 0.33
合計 100 0.3688


管理人がお金のデザインに推薦された、ポートフォリオ全体の平均的な海外ETFの信託報酬(年率)は、上記の通り約0.37%です。そういえばお金のデザインから貰ったパンフレットに記載されている、世の中の平均的な海外ETFの信託報酬は、年率で0.25%と記載があります。

平均よりも比較的、高いコストばかりの銘柄を選んでいるって事ですよね・・・。

さて、セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの資料を元に、採用されている銘柄をチェックしてみました。

銘 柄 投資割合
(%)
信託報酬
(%)
バンガード・US500・ストック・インデックスファンド 26.2 0.25
バンガード・ヨーロピアン・ストック・インデックスファンド 11.9 0.35
バンガード・ジャパン・ストック・インデックスファンド 3.8 0.3
バンガード・パシフィック・エックス・ジャパンストック・インデックスファンド 2.2 0.28
バンガード・エマージングマーケット・ストック・インデックスファンド 5.7 0.4
バンガード・US・ガバメント・ボンド・インデックスファンド 22.3 0.25
バンガード・ユーロ・ガバメント・ボンド・インデックスファンド 18.6 0.25
バンガード・ジャパン・ガバメント・ボンド・インデックスファンド 8.1 0.25
短期金融資産 1.2 0
合計 100 0.27


セゾン投信が採用している海外ETFの信託報酬は、なんと0.27%です。お金のデザインで頂いたパンフレットに記載してある「平均的な利率」の値とほど同じレベルであり、さらには世界分散も考えているために、セゾンのほう良好だよね、と思ってしまいます・・・

なお、上記の信託報酬に対し、お金のデザインでは口座の利用料を、セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドではセゾン投信の経費が上乗せされて、実質的なコストが決まってきます。

そのコストについては、次項にまとめています。果たしてお金のデザインは本当に低コストなのか、セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドはどうなのか、じっくりご覧になって下さい。

代表的なラップ口座に、セゾン投信も入れてみて、実質的なコストを比較してみた結論

さて気になるのはやはり、大手証券会社や銀行が提供しているラップ口座とのコスト比較でしょう。そこで、野村證券、三井住友銀行、お金のデザイン、ついでにセゾン投信の4社でコストを比較してみました。

参考野村證券が提供するラップ口座コストのコラム記事
参考三井住友銀行が提供しているラップ口座コスト関連のコラム記事


購入手数料(年率%) 基本報酬率(年率%) 信託報酬
(年率%)
実質的なコスト(年率%)
野村證券 0 1.7064 1.4 3.1064 プレミアプログラム積極型タイプ野村ファンドラップ外国株Bコース利用、口座残高5000万円以下
三井住友銀行 0 1.512 1.372 2.884 SMBCファンドラップ新興国株利用、口座残高2000万円以下
お金のデザイン 0 1.0 0.37 1.37 推薦されたポートフォリオ、口座残高3000万円以下
セゾン投信 0 - 0.27 0.74 セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド、資金の縛り無し


天下の野村證券の、コストの高さが際立っていますね。確かに三井住友銀行や、野村證券のラップ口座に比べると、ETFラップのコストは安いように見えます。

というか、このあたりはコストでしか競争するポイントが無いために、厳しい戦いを強いられるような気がします。お金のデザインの運営は、大変そうな予感がします。

さて、セゾン投信のセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドを見ると、圧倒的なコストの安さが際立つかと思います。

もちろん、セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの資産配分が自分には合わないと考える人もたくさんいらっしゃるでしょうから、コスト面だけで見るのは間違いです。

ですが、いくら低コストを実現したといっても、お金のデザインに支払うお金は、セゾン投信の2倍にもなるのです。ETFラップの評価記事で書いた内容を見て頂くと、このダブルスコアのコス差を埋める価値があるのかどうかは、かなり微妙なところだと感じます。

大手証券会社や大手銀行の提供するラップ口座の運用成績は、ここでは省略しますが、実は誰もが気軽に利用できるインデックスファンドと同等か、むしろ常に負けている状況です。

であるならばお金のデザインも同様で、ETFのようなインデックスファンドを選ぶのであれば、セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドのような、明らかに低コストなバランスファンドを1本選ぶだけで、 全て事足りてしまうのです。

【あわせて見ておきたい】セゾン投信の投資哲学





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