マーフィー(柾木利彦)さんのFXセミナーに参加した時の記録

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2015年「マーフィーさん・FXセミナー」完全収録

2015年のサンワード貿易さん開催の新春セミナーのうち、マーフィー(柾木利彦)さんのFXセミナーに参加した時の記録となります。

 サンワード貿易セミナー


一応、「2015年の投資戦略」と書いていますが、マーフィーさんの編み出した「スパンモデル、スーパーボリンジャー」の活用セミナーです。株式投資でのエントリータイミングや利益確定ポイントなどが、非常に分かりやすくなります。

管理人の妻が、ETFの運用をする際にも、実はこの手法を大幅に取り入れているので、これはぜひ参加して、もっと深く知識を得たいと、大阪まで出向きました。

 

マーフィーさんが、セミナーで語った事まとめ・その①

私のセミナーのタイトルは、「スパンモデル、スーパーボリンジャーでマーケットと友達になろう!」。マーケットと友達になろうというところがポイントで、マーケットと友達になるには、相場の予想をしてはいけないというところ、ここが最大のポイント

スーパーボリンジャー、スパンモデルでマーケットと友達になろうセミナー


基本的に、相場の予想はしまない。相場の予想は、やってもデメリットのほうが圧倒的に多い。私自身が過去30年間の中で失敗を重ねた最大の要因が、自分の予想にこだわったこと。

それから、あれこれと繰り返し、相場と真正面から向き合うためのトレードの技術、スキル、相場判断、そして、売買ポイントの把握の仕方について、いかにして自分の技術を高めるかということでやってきた。

実は私、『週刊東洋経済』や『週刊ダイヤモンド』であるとか、年間購読をしており、世の中で何が起こっているのかを、私なりに把握しようと努めている。ちょうど、1年の終わりかけと1年の最初には、相場が、マーケットがどうなるという特集記事が非常に多い。

毎年、私も注目して見るが、参考までに2013年の終わりの記事、タイトルが「2014年に日本と世界はどうなる?」というところの中に、為替相場に対する予想を書いたコーナーがあった。

ここに出ているエコノミスト18人がどう予想したかというと、1ドル概ね100円から105円で動くであろうと答えていた人がほとんど。下値の目処が95円、上値の目処がせいぜい110円だった。

こういった予想やセミナーも、全国各地で行われたりするが、これらの予想を自分たちが知ったとして、それを自分のトレードにどのように活かしていくのかが、最大のポイント。

エコノミストやアナリストは、基本的に書くことがお仕事。皆さんに、世の中で何が材料になっているのかを提供、解説することがお仕事。

一方、私たちは投資家で、トレーダー。つまり、自分の大事なお金を使って取引して、収益を目指すということ。この会場には、知的好奇心を満足させるためであるとか、スリルとサスペンスを味わうためという方も中にいらっしゃるかもしれませんけれど、やはり収益を上げることが、私たちの目的。

なので、世の中で何が起こっているかの話は、これはいつまでも買い材料と売り材料が、あたかも電車の線路、左と右の二つの線路が永遠に交わらないかのように、常に買い材料、売り材料ある。

この「材料」にいつまでも振り回されていると、トレード、実際の売買、これはなかなかうまくいかないということ。これは今日、私が話す為替のみならず、商品、株価指数、あと、個別銘柄についても全く同じことが言える。

つまり、相場の予想はまったくメリットは小さいもので、むしろ百害あって一利なしというのが私の考え。

そういった意味で、実際の売買、どこで買ってどこで売るか、それに加えて、いつ買って、いつ売るかという、価格と時間の二つの要素を、どのようにして実際のマーケットの中で把握していくのかをお話ししたい。

相場とケンカせず、友達になる方法


例えば、ドル円の2012年の12月以降の、安倍政権が誕生して以降の週足チャート。確かに、この2年は、方向としては円安ドル高方向ではあるが、局面、局面を捉えると、途中でかなりレンジの局面もあった。

チャートのAと、Cは若干短いがトレンドがあった。そしてEは、トレンドがあったといえばあった。しかしBとDは、トレンドは無い。持ち合い相場。

こういったときに、後から見ると誰でも分かる話だが、その場その場で、今、相場がどっちへ向いているのか、買ったらいいのか、売ったらいいのかを判断するのに、相場の材料を追いかけていくのでは、マーケットと友達になることができないということ。

ドル円週足チャート


例えば、Aのところで実際にトレードしていない人が、「ドルは上がるんだ」と思った時に、Bの局面でドル円を買って、でもなかなか上がらないで下がっていく、また上がって下がっていく。こんなところで右往左往すると、結構ロスを出してしまうことがある。

Cのところにきて、「やっぱり上がった」といって買い出すと、そのポジションがなかなか花開いてくれず、Dの約8カ月間の持ち合い相場の中で、苦労だけして収益が生まれてこないというところ。そうこうしていると、今度はEの局面になってどんどん上昇していく。

要は、今どっちに相場が向いているのかを知るコツを、お伝えしたい。それは、大したことじゃない。相場は、上がるか下がるか動かないかの、たった3つしかない。あと、上昇途中に一旦下がる場面であるとか、下落途中に一旦上がる場面、調整局面というのがある。

調整局面も、上がる下がるのどっちか。なので相場というのは、上がるか下がるか動かないかの3つ。 トータルで5つの局面、これをどのように判断していくのかが今日、紹介するスーパーボリンジャーでありスパンモデル

それを私はトレード技術と呼んでいて、極論すると、相場というのは科学だと思っている。テクニカルと表現をすると、ちょっと薄っぺらいような印象を持ってしまう。

以前、「柾木さんはファンダメンタルズ重視、テクニカル重視、どちらですか?」というような質問があった。私は、「いや、どっちでもないです」と。

私はただ相場の本質を追い求め、相場と向き合っている。相場と向き合うために、自分の技術を高めて、スキルをつけている。ファンダメンタルズでもテクニカルでもない。

皆さんに知っていただきたいのは、相場というのは、相場の都合で動いてる。相場の都合を、相場の力学と私は表現する。つまり、物理の世界。なので私は、相場の判断、トレードというのは科学に属すると思っている。なので数学とか確率などに興味のある方は、相場は非常に楽しんじゃないか。

資料には「相場を愛する気持ちが大事」だと書いてるが、相場に自分が合わせるしかない。相場を予想することは、自分は相手に寄り添ってないということ。相場は相場の都合で動いてるわけで、その相場の動きを把握さえすればいいわけで、今、相場が何が原因で動いてるかなど、相場材料から見ていくと、相場とお友達になれない。    

結局、相場が動いてる方向に、自分が一方的に合わせるしかない。それができれば、収益というかたちで自分のもとにやってくることになる。

それと、1998年外為が改正になり、投資家がどんどんFXのマーケットに入って、CFDが生まれ、商品オンライン化され、プライスがどんどん良くなっていった。皆さんの置かれた環境というのは、とんでもなく素晴らしく恵まれている。

私が昔、ニューヨークでマーケットに初めて入ったのが1984年で、その時はドル円のスプレッドが、普通に10本ポイントあいていた。10ポイントというのは、117円の40銭から50銭。40銭買い50銭売りというレート、この10銭でレートが出てれば、充分良いレートだった。

ですから売った瞬間、もしくは買った瞬間に10銭、逆に行っているわけで、それが年々良くなってきて、今、皆さんがご覧になってるレートは、1銭でもワイドだと。今やもう0.3銭、0.2銭、それこそスプレッドも無いに近い環境にある。

こんな環境はかつてないわけで、しかも手数料もない。これはもう、本当にやらない手はないと、本当に思う。自分がやりたいときに判断をして、買いをして売りをして収益につなげることができるという、非常に恵まれた時代。

そういうことで、私が皆さんに知っていただきたいのは、この相場力学を正しく判断することが大切で、それによって相場と友達になれるということ。

⇒続き:2015年「マーフィーさん・FXセミナー」完全収録②

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