コストは別とすれば市場に勝利している次世代米国代表株ファンド(メジャー・リーダー)を、あえて止めてみよう

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次世代米国代表株ファンド(メジャー・リーダー)の評価と解説

主に大手ネット証券が販売をしている、次世代米国代表株ファンド(愛称:メジャー・リーダー)ですが、多額の分配金を出し始めてから、資金の集まりが加速しました。

次世代米国代表株ファンド(メジャー・リーダー)


加えて、2014年度のモーニングスター主催の「Fund of the Year 2014」の国際株式型部門で、優秀ファンド賞を受賞して更に人気沸騰中のようです。

次世代米国代表株ファンド(メジャー・リーダー)の受賞歴


対面販売の証券会社ではなくて、大手ネット証券がメインで販売しているという点で、管理人としては中身が非常に気になります。さっそく、見てまいりましょうか。

(2015年5月25日公開)

 

次世代米国代表株ファンド(メジャー・リーダー)の基本的情報

購入手数料:3.24%(税込み)
信託報酬年率1.566%(税込み)
信託財産留保額: なし
運用期間:2023年3月7日(設定日:2013年5月28日)
決算日:年4回(毎年3・6・9・12月の各7日)
純資産総額:523億円(2015年4月末時点)
運用会社:三菱UFJ投信株式会社

SBI証券楽天証券マネックス証券などの主要なネット証券で購入可能です。ただし、ネット証券を使っても3.14%もの高額な手数料がかかります。

アクティブ運用として優秀な腕前には、評価に値するのだが・・・

次世代米国代表株ファンド(愛称:メジャー・リーダー)の投資対象は、米国株式(ニューヨーク証券取引所及びNASDAQ登録銘柄)です。ベンチマークは設定していませんが、参考指数としてダウ・ジョーンズ工業株価平均(ダウ工業株30種)を提示しています。

参考指数とのパフォーマンス比較が気になりますが、多額の分配金を仮に再投資したならば、比較指数を凌駕している状況です。アクティブファンドにしては、頑張っていますね。

次世代米国代表株ファンド(メジャー・リーダー)の基準価額と参考指数の対比


設定来からすると、約13%ほど参考指数を凌駕しているので、運用担当者の腕前は悪くないですね。

設定来で参考指数を上回る成績


ただ、過去の運用成績は将来を保証するものではありませんし、次世代米国代表株ファンドの高い信託報酬が運用成績の足を引っ張る可能性もありますから、過度な期待は禁物です。

また、購入時に3%もの高額な手数料を取るため、実際には上記の図よりも運用成績が3%分、低いところからスタートします。この点も頭に入れておく必要はあります。

シンプルなETFに代替することで、多大なコスト差を手元に残そう

いくら過去の運用成績が良好でも、さすがにここまで超絶に高いコストを見ると、かなりその部分を何とかしたいと思ってしまいますね。

どうしても「ダウ・ジョーンズ工業株30種平均株価」に連動する銘柄を利用したいのであれば、下記のような国内ETFを利用するのがベストだと思います。売買手数料や信託報酬を比較すると、驚くほどのコストダウンが出来ます。

投資対象 ETFなどの名称 購入手数料 信託報酬
投資信託 次世代米国代表株ファンド(メジャー・リーダー) 3.24% 1.566%
ETF NEXT FUNDS ダウ・ジョーンズ工業株30種平均株価連動型上場投信(1546) 0.0525%※ 0.486%
(数字は税込みです)
※SBI証券で100万円投資時の手数料525円換算の手数料利率です。


もしも100万円を投資したとしたら、10年保有で約14万円のコスト差が付きます。この差は、本来すべてあなたの懐に入るものです。(償還までの10年間保有したとして)

運用成績は今後どうなるか全く判断付きませんが、14万円の多大なるコスト差は投資する前から確実に分かっている事実です。だとしたらこの分のコスト差を削っておくのが、本来賢明な投資行動と言えましょう。

分散投資を徹底するという考え方も含めて、比較してみると・・・

次世代米国代表株ファンド(愛称:メジャー・リーダー)が今のところ、参考指数を凌駕する良好な運用成績を上げていることは既に書いたとおりです。

しかし、そもそも長期分散投資を志向する人は、あえてダウ平均のように30種に限定して投資をしないで、おそらくS&P500指数に連動する投資信託やETFを保有しているはずです。

だとしたら上場インデックスファンド米国株式(S&P500)(1547)あたりと比較するのが順当かなと思って、比べてみた図が下記になります。

次世代米国代表株ファンド(メジャー・リーダー)をETFと比較


異なる指数を比較しているので本来は無意味な事ですが、1つのファンドだけ取り上げて動向判断するのではなくて、分散投資の考え方を取り入れる事に意味があります。

そうすれば「次世代米国代表株ファンドが凄い!」などと、不用意に銘柄を追いかける事が無くなると思いますので、ぜひそういう視点で投資信託やETFを見ていただければと思います。





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