鎌倉投信ですら解約してETFに代替えできてしまう現実

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マーケティング的に絶妙な鎌倉投信ですら、ETFに代替えできてしまう現実

直販型の独立系投資信託として、個人投資家の中で特に知名度が高い投信は複数存在します。その中でも群を抜いて個人投資家に人気が高いのが、鎌倉投信です。


鎌倉投信
特に「投信ブロガー」と呼ばれる、目の肥えた個人投資家の投票で、毎年人気ファンドを選定する試みが行われているのですが、鎌倉投信はアクティブ運用で超絶的なパフォーマンスを叩きだす「ひふみ投信」を抑えて、堂々の4位です。(ひふみ投信は6位。残りはインデックスファンドやETF)

 

鎌倉投信が運営する「結い2101」の特徴とは?

なぜ「鎌倉投信」が、これほどまで個人投資家の人気を集めるのか? 実は人気が集まるだけあり、特殊な運用方針を提示しています。

・高い現金比率(30%を目標としている)
・10%以内の価格変動リスクに抑える事が目標(国内のリスクは約20%程度)
・報酬控除前の期待リターンは年率約5%(報酬控 除後で年率4%)



積極的に攻めるというよりも、パフォーマンスを犠牲にしてでも、安全性を重視した運用を行っているという事です。そもそも投資信託を利用するような個人投資家は、どちらかというとリスクを取りたがらない傾向が強いと思います。リスクを強く取る方は、恐らく個人で個別株の取引に挑戦するはずですから。

そのように考えると、世の中のニーズに強くマッチしているとも考える事が出来ます。実際に設立以降の現金比率の傾向をチェックしてみると、30~45%の間で変動しています。市場が暴落しても、フルスイングする訳ではないという事でしょう。

鎌倉投信の現金比率の推移

鎌倉投信よりも、超絶にコストの安い代替商品がある

管理人は、鎌倉投信の「商品」としてのコンセプトは、悪くないと思います。ただ、アクティブに運用しているために、コストが高い点がネックですね。信託報酬は、税抜きで1%です。

さらに直販型の投資信託であるために、投資信託を売買する自由度がなく、わざわざ鎌倉投信のサイト上で管理する必要があります。正直、面倒です。

でも実は、鎌倉投信と同じようなコンセプトで運用成績がほとんど同一、おまけにコストを下げられるし、売買の自由度が高いというETFが存在するのです。その名も、「MAXISトピックスリスクコントロール(10%)上場投信」です。

MAXISトピックスリスクコントロール(10%)上場投信の商品コンセプト


MAXISトピックスリスクコントロール(10%)上場投信のコンセプトは、リスクを10%程度に抑えて(現金比率を調整して)運用する方針です。これ、鎌倉投信とまったく同じです。

その上カブドットコム証券のフリーETFに指定されている為に、売買手数料が無料で、証券取引所経由で直接取引する売買コストも不利になりません(売買コストが無しって事)。

鎌倉投信 MAXISトピックスリスクコントロール(10%)上場投信
運用の特徴 現金比率を調整して、リスクを抑える
価格変動リスク 10%以内
売買手数料 無料 無料(カブドットコム証券の場合)
信託報酬(税抜き) 1.0% 0.24%
期待リターン 過去3年間を見る限り、ほとんど同等


●鎌倉投信とETFのリターン比較(期間:1年)

鎌倉投信とETFの成績比較(1年)


●鎌倉投信とETFのリターン比較(期間:3年)

鎌倉投信とETFの成績比較(3年)


3年弱で、鎌倉投信のほうが5%程度運用成績が上なので、アクティブファンドならではの成果を残せているとは言えますが、コストを考慮すると、ETFって本当に凄いと唸ります。

インデックス型のETFは、世の中の大半のファンドマネジャーを抹殺するだけではなく、鎌倉投信のような特殊な運用を行う投資信託ですら、不要にできる可能性まであるのですから・・・。

管理人は最初、「MAXISトピックスリスクコントロール(10%)上場投信」なんて、こんなもん誰が利用するのかと思ってましたが、鎌倉投信のお蔭で、この商品を利用すべき投資家のイメージを持つことができるようになりました。

⇒フリーETFについてはカブドットコム証券のページをご覧ください






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