実は有る、一般口座のメリットについて解説しよう

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唯一、一般口座にだけ存在する、一部の人のための超有利なメリットに関して

投資家にとって、確定申告をしなくて済む「特定口座」は非常に強い味方だと思います。国内の取引を始め、海外ETFの取引であっても、マネックス証券楽天証券の実現した特定口座は、非常に便利なシステムです。

⇒参考:ETFの税金
⇒コラム:海外の証券会社の確定申告が超シンドイ体験談


管理人も当然のことながら、証券会社の口座は超便利な特定口座を利用しています。ところが、一般口座などデメリットしか無くて、「必要無し」としか見られていませんでしたが、実は今まで気にもしていなかった大きなメリットが存在することに気が付きました!!

たまたま海外ETFの分配金を巡って、「それは先に支払うか後で支払うかだけの問題では?」との問題提起があって、管理人的には、「あとで支払えるものはあとで払うのが大原則で、その時にアイデア次第で工夫して節税できる」と考えていたのですが、もっと単純な考えもあることに気が付いたのです。

短期トレードが得意な人は、一般口座のほうがはるかにメリット大

そもそも、特定口座(源泉徴収あり)のメリットは何かと言いますと、売買して利益が確定した瞬間に税金が徴収される。よって、確定申告は不要という事でしたね。

(特定口座でも、源泉徴収なしを選ぶと確定申告時に税金をまとめて納付する事になるので、本ページが提案しているメリットを授与する事が可能です。)

ですが、一般口座や特定口座(源泉徴収なし)であれば、確定申告時にまとめて税金を納める事になります。この確定申告時の、「まとめて納税」が肝です。

つまり頻繁に売買する方(当然利益に出来る方・笑)は、仮想的に確定申告を実施するまでの1年間は、非課税状態でトレードが可能だという事なのです。

投資の大きな特徴は、複利の効果で雪だるま式に資産が増える事です。1年間を通して投資原資をフルに使って、積極的に売買して利益を積み上げる事が出来るのであれば、非課税状態の利益を次の投資にそのまま利用できる「素晴らしい状態」になる訳です。

もちろん最後には確定申告が必要ですが、売買回数、例えばETFを使ったデイトレ・スイングトレードが頻繁なほど、このメリットが大きくなるのです。例えば、1000万円の資金を使って、毎月5%の利益を叩き出せる場合を見てみましょう。(いや、これはこれで凄い設定です・笑)

一般口座のメリットを表す図
青線:特定口座で売買の度に課税、 赤線:一般口座にて年末にまとめて税金を納付 )


赤線は総利益に対する納税を、年末にまとめてするために下落していますが、トータルでは損益に差が出る事になります。

売買の度に課税の場合の総利益は601万円、年末にまとめて課税の場合は637万円です。その差は36万円で、明らかに無視できない、かなりの金額が手元に残るという事ですね

長期分散投資や、数か月から半月のポジショントレードのような運用であればメリットが無いのですが、デイトレ・スイングトレードのように頻繁に売買する方で、腕に自信のある方は年末にまとめて納税する方式に変更するだけで、利益が増えるでしょうね。

ただし全ての利益を全て次の投資に振り向ける全力短期売買が必要になる、非常にタフな精神力が必要になると思いますが・・・。

まあ、長期投資の分配金についても、微々たる金額でしょうが、ここで示したような効果が多少は期待できますし、投資金額が数千万円単位に上る人は、やはり一定の納税先送り効果があるものと推定できます。

もちろん、税務申告が面倒ですし、申告前の損益の計算や書類作成も極めて面倒なので、そういった作業をしても良い、と言う人に限ります。

ついでに言うと、上手く法人を使うと、節税できる余地が広がる

管理人は自営業を法人化していますので、常に確定申告しています。で、確定申告時に、いかに経費を合法的に多額に計上できるのか、税務署との間で知恵比べを常に行う事になります。

何が言いたいのかというと、一般口座を使って後ほど確定申告した際に、トレードにまつわる、ありとあらゆる費用を経費計上して、利益を圧縮できるという事です。

自宅の家賃の半分とか、セミナー出席代金とか、旅費とか、光熱費の半分とか、飲み会の代金とか、投資にまつわる書籍代とか、その他実に諸々。ついでに、100%所得控除できる現金の積み立てのような仕組みまであります。

(あ、でもこの場合は、一般口座という表現は使わないで、総合課税と言いますよね)

ここでは個人口座と法人口座の比較がテーマではないので詳しく書きませんが、法人化したほうがはるかに利益のコントロールが容易になりますので、投資の出口の時点で本業を赤字にする事で損益通算してしまって、投資の税金を大幅に圧縮することが可能になるかも知れません。

(常に赤字になって儲からないので、投資で利益が出ている分を取り崩していって、そのうち廃業して目的を達成する、みたいな・笑)




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