ETFの分配金はこのように配当される

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ETFの配当金や分配金に関して知っておくべき事

世の中に多数存在するインデックス型の投資信託ではなくて、ETFを利用しようと思う大きな理由の一つに、ETFの分配金が挙げられます。

  ETFの分配金


例えば個別株式を買って配当金を受け取るのと非常に似ているのですが、個別の株式を購入すると集中投資になりすぎて、大きなリスク(価格変動や倒産リスク含む)を抱え込む事になります。ETFを利用すると多くの銘柄に分散投資を行いますからリスク分散にもなりますね。

投資信託でも同様に分配金を受け取る事ができますすが、分配金の仕組みをしっかりと認識すると、総合的にETFにメリットがある事が分かります。ここでは、ETFの分配金の仕組みや配当金との関係について解説していきたいと思います。

ETFの分配金の仕組み

そもそもETFの出す分配金の原資は、投資先の株式などから得られる配当収入です。下記のように、東証一部上場企業の配当金支払額は、年々増加傾向です。(東京証券取引所より)

東証一部企業の配当金支払い額の推移


このような株式等の投資先が出す配当金や債券などの利子が、主な原資となる訳です。ここで重要な事は、投資先から得られた配当等収益がそのまま我々に分配される訳ではない、という事です。

分配原資


上記のように、実は信託報酬等の必要費用が差し引かれた上で、投資家である我々に分配されます。ですから、コストである信託報酬は最終的な分配金の利回り(再投資した場合は運用成績)に、大きく影響します。非常に重要です。

ETFの分配金が貰える時期

気になるのは、分配金をいつ貰えるのかですね。参考に、東証上場のETFが分配金を支払った時期を見てみましょう。

ETFの分配月の分布


上記のように、7月と1月に大部分のETFが分配金を出すようです。実はETFの分配回数は、年に1回だけではありません。毎月分配型(年間12回)、隔月分配型(年間6回)、四半期分配型(年間4回)など様々なものがありますから投資する際にはしっかりと調べる事が重要です。

なお海外の債券型ETFであれば、毎月分配型が一般的です。再投資で資産運用をする視点から考えると意外ですよね。

ですが理由があるのですね。そもそもETFは決算時に全額分配する必要があるために、年に1回大きな分配金を出してしまうと債券型ETFの値段が大きく変わってしまいます。(ベンチマークとの連動性が悪くなる) 債券は通常は価格変動が少ない投資対象ですからね。

そのような理由から、毎月分配型が多いという事です。最近の日本で販売されている毎月分配型投資信託は、明らかに過剰な分配金を出すから問題である訳で、真っ当な分配金を毎月出す事が、悪い訳ではありません。

⇒次:ETFと税金

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