今のところ成績良好だが、高コストが今後影響すると思われる、ダイワ世界ツーリズム関連株式ファンド

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ダイワ世界ツーリズム関連株式ファンドの評判はどう?・・・管理人の評価は最低

大和証券で販売された、ダイワ世界ツーリズム関連株式ファンド。設立時に100億円を超える資金を集め、その後はゆっくりと資金が集まっているようです。

ただし初年度に約5%のコストがかかりますし、その後も年に2%近い信託報酬を支払う必要がある、超高コスト投資信託ですから、それに見合う価値が本当にあるのか、チェックせねばなりませんね。

ダイワ世界ツーリズム関連株式ファンド

(2015年5月10日公開)

 

ダイワ世界ツーリズム関連株式ファンドの基本的情報

購入手数料3.24%
信託報酬年率1.782%(税抜き)
信託財産留保額: なし
運用期間:平成31年11月27日(設定日:平成26年11月28日)
決算日:毎年11月27日
純資産総額:128億円(2015年4月末時点)
運用会社:大和証券投資信託委託株式会社

猛烈にコストが高いですね。特に初年度、3%以上もお金を抜かれたところから投資をスタートせねばならないわけで、これは投資効率を著しく下げる、マイナスの効果があります。

ダイワ世界ツーリズム関連株式ファンドなんて、ラップとか言っているけど、ただの投資信託だぞ

ダイワ世界ツーリズム関連株式ファンドは、ツーリズム産業(旅行関連企業)に特化して資金を投入する、テーマ型の投資信託です。セクター別に、一般消費材と資本財に投資するようです。

投資対象国は、アメリカと日本の2か国がメインとなります。保有銘柄は28銘柄ですから、かなりの集中投資です。リートが3銘柄組み込まれている点は、どういう意味なのでしょうか?(リゾートホテルとか、そういう銘柄なのかな?)

ダイワ世界ツーリズム関連株式ファンドのポートフォリオ


なお、アクティブ運用の投資信託ですが、ベンチマークや参考指数が存在しないために、今後の運用成績は、ほとんど期待できないんじゃないでしょうか。(テーマ型投信なので、ベンチマークなどは設定しずらいでしょうけど)

⇒参考コラム:ベンチマークや参考指数が無い投資信託に、投資価値無し

この投資信託を、他のETFや低コストインデックスファンドで代替え可能か?

上述したように、ダイワ世界ツーリズム関連株式ファンドのメインの投資対象は、一般消費財と資本財とのことですから、対象国が米国のみに限定されますけれども、下記のETFを代替え案とすることは、できるかもしれません。

投資対象 ETFなどの名称 ベンチマーク 初年度コスト
世界の
一般消費材
iシェアーズ グローバル一般消費財ETF(RXI) S&Pグローバル1200一般消費財セクター指数 0.48%
世界の
資本財
iシェアーズ グローバル資本財ETF(EXI) S&Pグローバル1200資本財セクター指数 0.48%


投資は、世界に広く分散投資を行う事が基本です。であるならば、世界の株式に広く分散投資が可能なバンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)が、一番無難な選択になります。

ただし、テーマ型のETFである、iシェアーズ グローバル一般消費財ETF(RXI)や、iシェアーズ グローバル資本財ETF(EXI)は、世界の平均的な成長性(VT)よりも良いパフォーマンスを、リーマンショック以降も叩き出しているので、投資家の好みに合わせて利用なさるのも、まあ良いかと思います。

ダイワ世界ツーリズム関連株式ファンドの代替えとなりうるETFの基準価額
青線:RXI、赤線:EXI、黒線:VT)


テーマ型の投資信託への投資が報われるかどうかは、丁半博打のようなものです。あなたがもし、日米の旅行関連銘柄が今後有望であると判断しているのであれば、高いコストを支払って、ダイワ世界ツーリズム関連株式ファンドを購入なされば良いでしょう。

⇒参考:テーマ型ファンドはやめといたほうが無難





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