とりあえずTOPIX連動型上場投資信託を買ったが、どうすれば良いでしょうか?

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短期売買を目的にとりあえずETFを買ったが、どうすれば良いでしょうか?

ここでは、ETFや投資について、お気軽に質問できます。投資初心者の方~中級程度の方を対象とさせていただきまして、ご質問をお受けいたします。

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頂いたご質問

2015年11月:tairaさま(男性、40代)

今まで銀行での投資信託しか経験がない私は始めてkabu.comにて口座を開設してETFをスタートしました。このサイトに出会い、とてもわかりやすく て感謝、感激ですが、まだまだわからないことを勉強中です。

とりあえず短期売買をしてみたく、"TOPIX連動型上場投資信託"を本日10口購入しまし た。このあとどうしたらよいでしょうか?日経平均に比例してさげてきていますが。ご指導よろしくお願いします。

 

直ちに、短期売買などは中止される事を強くお勧めいたします

taira様、当サイトにご質問いただきまして、また、当サイトを閲覧いただきまして、ありがとうございます。今まで銀行での投資信託しかご経験がないとの事で、おそらく下記のような話が展開されていたのだろうと推察いたします。

評判通り?三菱UFJ銀行に投資信託の相談をした体験
お騒がせのみずほ銀行に、NISA用投資信託の相談に行ってきた


さて、上記で記載させていただいた銀行員さんの話しを、何に疑いもなく素直にウンウン頷いて、紹介された投資信託をホイホイ買っていたとしたら、銀行にとって最高のカモだったと思います。

この状態を卒業された事は、実に素晴らしいと思います。しかし問題はその後です。銀行の勧める投資信託を買ってしまうのは、失礼ながらファイナンシャルリテラシーが欠如しているからです。

ファイナンシャルリテラシーとは、金融商品を購入する時には絶対に必須な「常識」であり、これが無い状態で銀行以外の販売窓口を覗いても、どれが「マトモ」な商品なのか、判断することは不可能です。・・・つまり、今の状態では、お金の世界ではカモであり続ける、という事を意味します。

そういう見方をした場合、銀行の投資信託がダメだったので短期売買してみようという思考は、これはもう、100%絶対にやってはいけない、考えてはいけない行動だと思います。

ETFで短期売買


投資信託の場合、タイミングを読むことを放棄した投資方法に、インデックス投資があります。インデックス投資でさえ、お金の常識を付けないと、継続できません。

ましてや短期売買。これがどれほど厳しい世界か、ご存知ないのかもしれません。短期売買の目線で株価を見ると、今この瞬間、株価が上がるか下がるかは確率五分五分の丁半博打の世界です。ギャンブル以外の、なにものでもありません。

この状態の世界で勝利するには、猛烈に本を読みまくり、優れた能力があると判断した人のDVDやセミナーに行ってノウハウを仕入れる事は最低条件です。彼らが「勝てる手法」として紹介している方法は、ほとんど全てのケースにおいて、その人しか勝てない「何か」の部分に依存しているため、真似しても絶対に勝てません。

彼らの手法を自分に合うように試行錯誤して、自分なりの勝利のルールを見つけた人だけが、「勝てる可能性」を手にするのだと思います。

おそらく、ここまで来るのに数年かかります。そして数十万円の「手痛い授業料」を支払う必要があります。これをやる事で、短期売買で実感する「死ぬほどのストレス」に耐えるような「胆力」が付いてきます。

しかし、これでもまだ、書き方としては甘いと思います。なぜなら、試行錯誤してもほとんどの人は「勝利のルール」などを見出すことができないからです。

更に言うと、勝てたとしても、10年20年単位で勝てないと、意味がありません。「勝てない=相場から撤退」であり、これは元本をきれいサッパリ無くす事を意味します。一部の金融商品ではロスカットが効かなくて、多大な借金を背負って退場する人もいます。だから、瞬間的に勝ったとしても、あくまで「勝てる可能性」を手にしているだけと言えます。

ちなみに、私の妻の短期トレードの記録がなぜ、2015年2月で止まっているのか。もしも儲けているなら、いまでも嬉々として更新が行われているでしょう。更新が無いという事は、損しているという事です。

正直に書くと、50万円以上の損失を出したので、私が強制退場させたのが実態です。つまり、勉強が足りないと判断して、テクニカルトレードの勉強を、もう1年に渡って勉強し直しをさせています。

参考までに、正しい数字かどうかは分かりませんが、短期売買でそこそこ継続して勝てるようになる人の割合は、1割以下だと言われています。証券会社の人が言ってましたから、ほぼ正しい数字なんだと思います。(この数字、1年以内と言う意味だと思います。10年以内なら、果たしてどれほどの人が残るでしょうか?)

このような、「爪の垢程度の、ほんのちょっとの人」しか成功しないような超絶に難しい世界に、「とりあえずやってみたが下がっている、どうすればよろしいですか?」とご質問される程度の認識で立ち入るのは、極めて危険極まりない行為です。

書店で並んでいる短期売買の本を、一通りすべて購入して読むとか、せめてそのくらいをして頂くまでは、ただちに短期売買などは中止していただいて、今程度の損失で市場から退避なさると良いかと存じます。

大変厳しい申しあげ方で甚だ恐縮ではございますが、短期売買はそれだけの覚悟、度胸、そして繰り返しますが知識が無いと、とてもとても継続は無理ですので、どうかお考えを改めて頂けますよう、お願い申し上げます。

⇒参考:投資信託おすすめの本ベストセレクトのページ




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