Direxion デイリー 金鉱株 3倍レバレッジ のブルとベアの基準価額の大幅下落について

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Direxion デイリー 金鉱株 3倍レバレッジ のブル・ベアの値動きが良く分からない

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頂いたご質問

2017年5月:LRiverさま(男性、年代不明)

堀田様のサイトでインデックス投資についてお勉強させていただき、昨今の世界的な株の上昇で利益をあげております。ありがとうございます。インデックス投資と並んでETFの森についても拝読いたしました。

その流れでレバレッジ3倍の金に連動するETFである Direxion デイリー 金鉱株 3倍レバレッジ のブル・ベアの両方を見たところ、両方とも恐ろしい下落率となっていました。

ブルとベアで反対の動きをするものだと思っていましたが、この96~99%以上の下落は一体なぜ両方に生じているのでしょうか? その分のお金はどこに消えたと考えればいいのでしょうか?

もはや信託報酬で説明つかないような下落に思えるのですが・・・。レバレッジETFでしかも先物なので、利益の期待値がマイナスになりインデックス投資の考え方としては真逆なわけですが、投機にしても割に合わない現象に見えて解釈しかねております。 よろしくお願いいたします。



レバレッジETFは、数か月程度の短期レンジで勝負するものです

LRiver様、ご質問ありがとうございます。管理人もチャートを見ました。Direxion デイリー 金鉱株 3倍レバレッジ のブル・ベア型で、それぞれ▲96~99%以上の下落が発生しています。

レバレッジETFは、そもそもレンジ相場では下落する特性があります。また、トレンド相場においても倍の値動きをするわけではありません。これら特性については、TOPIX ブル2倍 上場投信のページに記載していますので、参考にしてください。

基本的にレバレッジETFはブルでもベアでも、その特性上、長期では下落していくものだと思っていただいてよろしいかと思います。

したがって、長くても3~4カ月程度の株価の方向性を見極めて、短期でキャピタルゲインを狙う金融商品です。長期投資で利用するようなものではありません。ですので、レバレッジETFを信託報酬で選ぶ、という事はほとんど意味がありません。

レバレッジETFを利用するならば、売買技術の習得、最低限のテクニカル分析、精神の鍛練に時間を割いたほうが良いと考えます。

数か月スパンでは、きちんと反対方向に価格が動いています。下記のチャートは、上がNUGT Direxion デイリー 金鉱株 ブル3倍 ETF、下がDUST Direxion デイリー 金鉱株 ベア3倍 ETFです。

まず、3か月チャート(日足)の表示で見ています。ブルとベアで、きちんと反対方向に動いているのが分かります。

NUGT Direxion デイリー 金鉱株 ブル3倍 ETFと、DUST Direxion デイリー 金鉱株 ベア3倍 ETFの短期チャート


次に、3年チャート(週足)です。反対方向に動いているようにも見えるし、全くそうでもないように見えます。長期ではレンジ相場とトレンド相場がランダムに到来しますから、ブルベアがはっきりと分からなくなってしまいます。

また、レバレッジETFの「保有すればするほど基準価額が下落する特性」が、顕著に表れてしまっているのが分かります。

NUGT Direxion デイリー 金鉱株 ブル3倍 ETFと、DUST Direxion デイリー 金鉱株 ベア3倍 ETFの長期チャート


このことから、レバレッジETFは長期投資には全く使えない代物だと認識する必要があります。このような商品を買って長期に放置すると、確実に資産が大きく減ることを意味します。

LRiverさまはインデックス投資をされているのですから、レバレッジETFに手を出す必要は無いのではないでしょうか?(興味本位で少し「トレード」してみるのは、面白いかもしれませんね)

なお、管理人も、このETFの基準価額に関して、技術的な細かいところまでは分かりかねます。より詳しい説明は、運用会社に聞いてみていただければと存じます。

質問者さまから、お返事をいただきました(^^♪

堀田様 ご多忙のところお時間をいただきありがとうございました。熟読いたしました。もっと勉強しますが、本業もあり、インデックス投資が一番かなと思っています。 ありがとうございました。




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