S&P500に連動するものの中ではコストメリットが最も高い、バンガード・S&P500ETF

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バンガード・S&P500ETFは、コスト最重視の投資家に最適

バンガード・S&P500ETFは、S&P500指数に連動する投資成果を目指している、インデックス運用のETFです。運用会社は、ザ・バンガード・グループ・インクです。

バンガード・S&P500ETF(VOO)


本ETFを利用すると、米国の代表的な企業500銘柄に分散投資する事が可能です。超簡単に、アメリカの株式全体に投資できてしまいます。

S&P 500指数に連動するETFは、国内ETF海外ETFと複数存在しますが、バンガード・S&P500ETFはコストが年0.05%と超絶に安く非常に魅力的です

加えて現状の株価水準でも、2%近い分配金利回りが出るのは嬉しいですね。アメリカの比重を高めたい時にサテライト戦略を無難に利用する銘柄としては、No1だと思います。

(2015年1月20日更新)

バンガード・S&P500ETFの基本情報

バンガード・S&P500ETFの基本情報を下記に記します。取引に当たっては、証券会社のホームページにて、最新情報を取り寄せてください。

項目 内容 感想コメント
ティッカーコード VOO -
上場市場

NYSE Arca

-
通貨 米ドル -
信託期間 無期限(設定日:2010年9月7日) -
ベンチマーク S&P 500指数 -
決算日 年4回(3・6・9・12月) -
売買単位 1株 -
最低購入単価 1株 182.54ドル円(2015/1/14時点) 21,904円相当 ※
信託報酬 年0.05%(税抜) 非常に安い
月間出来高 4,904万株 -
純資産総額 27,679百万ドル(2014年12月時点) 3兆3214億円と超多い ※
※1ドル=120円換算


●組み入れ構成銘柄

バンガード・S&P500ETFの上位10銘柄の割合と、セクター別の構成比率

バンガード・S&P500ETFに関する、管理人の感想

バンガード・S&P500ETFのベンチマークであるS&P500指数は、米国を代表する500社で構成されており、その大部分を大企業で占めております。

そのため、これ1本でアメリカの有名な企業に投資しているのと同じことになるのです。 IT系で成長性の高いアップルやGoogleなど、インターネット系の成長著しい企業群も含まれています。

やはり経済大国であるアメリカの成長率は高く、過去5年間のパフォーマンスをバンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)と比べてみると、ここ2年程はVTを凌駕していますね。

バンガード・S&P500ETFと、バンガード・トータル・ワールド・ストックETFの基準価額を比較
赤線が当ETF、青線が全世界の大中小型株に分散投資するVT)


例えば、ポートフォリオのコアには全世界に投資可能なバンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)を配置して、アメリカの比重を増やしたい場合にはサテライト銘柄として、バンガード・S&P500ETFを利用すれば良いでしょう。

S&P500指数をベンチマークとする、他のETFとの比較

この海外ETFの特徴として、経費率(年率)が0.05%と、超絶に安いです。他のS&P 500インデックスに連動する、IVVの0.07%やSPYの0.0945%を、更に下回っています。

ETFの名称&証券コード 信託報酬 純資産総額 出来高
バンガード・S&P500ETF(VOO) 0.05% 3兆3214億円 4,904
iシェアーズ・コア S&P 500 ETF(IVV) 0.07% 8兆2348億円 10,343
SPDR S&P 500 ETF(SPY) 0.0945% 23兆6780億円 304,517


過去の値動きを見てみます(下記の図)。青線がバンガード・S&P500ETF(Vanguard S&P 500 ETF)、赤線がSPDR S&P 500、緑線がiシェアーズ・コア S&P500ETFを現しています。

S&P500に連動する3つの海外ETFの基準価額を比較


3本ともS&P 500インデックスに連動しており、SPYは歴史が古いとかそんなの全く関係なく、値動きは変わらない事が分かります。それだったら信託報酬が少しでも安い本ETF、VOOを選択したほうが、長期投資でみた場合には良いですね

ただ、S&P500に連動するETFであれば、東京証券取引所にも重複上場しており、国内ETFとしても信託報酬0.09%で買い付けが可能なSPDR S&P500 ETF(1557)を選ぶという手もあります。

この場合、カブドットコム証券を利用すると、購入や売却の手数料が一切無料になる、フリーETFの対象になります。売買コストも考えた場合は、長期投資家であればSPDR S&P500 ETFも選択肢です。

一般の投資信託と比較してみる(インデックスファンドと比較)

S&P 500指数に連動するインデックスファンド(非上場の投資信託)は、記事執筆時点ではi-mizuho 米国株式インデックスのみとなっています。

海外ETFの中で、断トツで安い信託報酬を誇るバンガード・S&P500ETFですから、コスト面で非常に大きなメリットがありますね。さすがに少額取引の場合は売買コストが気になりますが、100万円以上の場合は1年目でコストを回収可能ですね!リレー投資先として最有力候補かと思います。

ただ、売買手数料の問題を考えた場合は、海外ETFとしてiシェアーズ・コア S&P 500 ETF(IVV)を買うのではなく、SPDR S&P500 ETF(1557)カブドットコム証券のフリーETFで購入すれば、国内の売買手数料は完全無料になります

最初からその方法で購入するスタンスの、一択と考えて良いと思います。i-mizuho 米国株式インデックスは、みずほ銀行のインターネット取引か、みずほ証券限定ですから、取扱いしにくいです。

ETFの名称orインデックスファンドの名称? 信託報酬? コスト(円) 純資産総額
10万円 100万円
バンガード・S&P500ETF(VOO) 0.05% 50 500 3兆3214億円
i-mizuho 米国株式インデックス 0.57% 570 5700 5億円

バンガード・S&P500ETFで分配金目的の投資は可能か?

バンガード・S&P500ETF(VOO)は、年に4回の分配ですから分配金狙いの投資としては申し分ないですが、分配金利回りが1.89 %(税引前)と、正直、現状では満足できるような水準ではありません。

株式銘柄では高配当ETFを価格暴落時に資金を投入しないと、満足ができる利回りを達成できないと思います。本銘柄も、やはりキャピタルゲインを主に狙うETFとして活用するべきでしょう。

バンガード・S&P500ETFを購入できる証券会社

海外に上場しているETFですから、下記のネット証券大手でのみ取引が可能です。

●手数料が最も安い証券会社マネックス証券
●その他、買付可能な証券会社SBI証券楽天証券

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