バンガードの海外ETFで、世界分散ポートフォリオを構築してみた

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バンガードのETFの仕組みは本当に凄い~更におすすめになった理由~

現在、日本で購入できるバンガード社の海外ETFを使って、日本で一番安いコストで、世界中に分散投資してみましょう。バンガード社が有るからこそ、出来るワザです。

ただし、ここで示したポートフォリオはあくまで「代表的な例」に過ぎません。給与、年齢、借金の有無、リスクを取れるか否か、などなど、各人が置かれている状況はかなり異なりますから、ここで示すポートフォリオはあくまで参考程度にとどめて下さい。

自分でポートフォリオを構築する楽しさ、というものを十分に味わいながら、投資してみると良いですよ。 また、まずは下記のポートフォリオを真似してみて、実際運用しながら徐々に自分色に染めていくのも良いでしょうね。そうなると、投資が楽しくて仕方なくなるに、違いありません!

さて、ポートフォリオの具体的な例をいくつか示します。共通している内容としては、次の通りです。

・資産のトータルを1000万円として考えます
・国内安全資産は、MMF、個人向け国債、ネット定期預金など、何でも良いです
・日本株式は国内ETFの「MAXISトピックス上場投信(信託報酬:0.078%)」を利用
・外国債券は「SMT グローバル債券インデックス・オープン(信託報酬:0.5%)」利用


安全第一の人のためのポートフォリオ

貯蓄=銀行預金しか考えられないほど慎重な人向けのポートフォリオです。株価が下がって、資産がみるみる減少するのに、耐えられない人向けです。

項目 投資対象
名称:
のんびりお散歩ファンド
    安全第一のポートフォリオ
期待リターン 年率3%~4%の利益を期待できます。
リスクのイメージ このポートフォリオでは、リスク資産の割合は40%です。また、外貨資産(為替リスク)の割合は30%となります。仮に、リスク資産が世界的な金融危機などで、株価は暴落、為替が急激に円高になり、08年のように年率40%と程度も下落したとすると、資産は840万円に減少しますが、安全資産の割合が高いので、トータルではマイナスは16%にとどまります。

60%の確率で、987万円から1082万円の範囲に収まります。
バンガードETFの利用法 先進国株式に、バンガードの海外ETFを使います。先進国株式のうち、7%分をバンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)、3%分をバンガード・FTSE・ヨーロッパETF(VGK)に投資します。


上記のポートフォリオを具体的に表に表しますと、次のようになります。

分類 割合
(%)
銘柄 コスト
(%)
特徴
国内債券 60 ネット定期預金 0 安全資産
日本株式 10 MAXISトピックス上場投信 0.078 一部上場企業全体
先進国
株式
10 7 バンガード・トータル・ストック・マーケットETF 0.05 米国市場全体
3 バンガード・FTSE・ヨーロッパETF 0.12 ヨーロッパの大型・中型株
外国債券 20 SMT グローバル債券インデックス・オープン 0.5 日本を除く先進国全体


もしも上記の比率で1000万円を投資していた場合

、2010年1月~2015年1月まで、約5年間保有していたら、どの程度のリターンを得られたでしょうか?

結果は、年率換算で5.3%の利回りにもなります。たとえ安全資産が多くても、リスク資産が資産全体の増加に大きく寄与しています。投資の大切さが非常によく分かる実例です。

投資は怖い怖いと言って、現金だけで持っていたら、どれだけ機会損失になるのか、本当に良く分かります。多くの人に知ってもらいたい事実ですね。

分類 銘柄 投資元本 5年後の資金 損益
国内債券 ネット定期預金 600万円 600万円 0%
日本株式 MAXISトピックス上場投信 100万円 160万円 60%
先進国
株式
バンガード・トータル・ストック・マーケットETF 70万円 190万円 170%
バンガード・FTSE・ヨーロッパETF 30万円 55万円 80%
外国債券 SMT グローバル債券インデックス・オープン 200万円 298万円 50%
?合計 1000万円 1303万円 30%

普通の皆さんのためのポートフォリオ

ごく普通の会社員の皆さんに最適なポートフォリオを考えてみました。何が普通かというのは各人各様ですので、あくまで管理人がイメージした普通の人、年収500万円前後の人が、等身大の運用を行うイメージです。

項目 投資対象
名称:
ゆったり安全運転ファンド
     普通の人向けのポートフォリオ
期待リターン 年率4%強の利益を期待できます。
リスクのイメージ このポートフォリオでは、リスク資産の割合は60%です。また、外貨資産(為替リスク)の割合は50%となります。 仮に、リスク資産が世界的な金融危機などで、株価は暴落、為替が急激に円高になり、08年のように年率40%と程度も下落したとすると、資産は800万円に減少しますが、安全資産の割合が高いので、トータルではマイナスは20%にとどまります。 60%の確率で、967万円から1110万円の範囲に収まります。
バンガードETFの利用法 先進国株式に、バンガードの海外ETFを使います。先進国株式のうち、15%分をバンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)、5%分をバンガード・FTSE・ヨーロッパETF(VGK)に投資します。新興国株式も組み入れる事で、将来の成長期待を高めます。組み入れるのは、バンガード・エマージング・マーケットETF(VWO)です。


上記のポートフォリオを具体的に表に表しますと、次のようになります。

分類 割合
(%)
銘柄 コスト
(%)
特徴
国内債券 40 ネット定期預金 0 安全資産
日本株式 10 MAXISトピックス上場投信 0.078 一部上場企業全体
先進国
株式
20 15 バンガード・トータル・ストック・マーケットETF 0.05 米国市場全体
5 バンガード・FTSE・ヨーロッパETF 0.12 ヨーロッパの大型・中型株
新興国
株式
10 バンガード・エマージング・マーケットETF 0.15 新興国全体
外国債券 20 SMT グローバル債券インデックス・オープン 0.5 日本を除く先進国全体


もしも上記の比率で1000万円を投資していた場合

、2010年1月~2015年1月まで、約5年間保有していたら、どの程度のリターンを得られたでしょうか?

年率換算で8.3%の利回りになります。6割がリスク資産ですから、非常に良好な成績を叩き出す事が出来ていますね。5年で500万円増えるって、凄い。。。

分類 銘柄 投資元本 5年後の資金 損益
国内債券 ネット定期預金 400万円 600万円 0%
日本株式 MAXISトピックス上場投信 100万円 160万円 60%
先進国
株式
バンガード・トータル・ストック・マーケットETF 150万円 408万円 170%
バンガード・FTSE・ヨーロッパETF 50万円 92万円 80%
新興国
株式
バンガード・エマージング・マーケットETF 100万円 153万円 50%
外国債券 SMT グローバル債券インデックス・オープン 200万円 298万円 50%
?合計 1000万円 1511万円 51%

リスクを取れる人向けのポートフォリオ

資金力があったり、年齢が若くて失敗しても取り戻す時間が豊富にある人向けのポートフォリオです。面白いのは、リスクが高くなる割には、期待リターンが大幅に上昇するものではない、という事です。時折、高速運転を見つめなおす冷静さが必要になるかも知れませんね。

項目 投資対象
名称:
高速道路でスピードドライブファンド
     リスクを取れる人のためのポートフォリオ
期待リターン 年率4~5%の利益を期待できます。
リスクのイメージ このポートフォリオでは、リスク資産の割合は90%です。また、外貨資産(為替リスク)の割合は75%となります。 仮に、リスク資産が世界的な金融危機などで、株価は暴落、為替が急激に円高になり、08年のように年率40%と程度も下落したとすると、資産は640万円に減少します。安全資産の割合が低い事から、トータルのマイナスも36%になります。 60%の確率で、932万円から1158万円の範囲に収まります。
バンガードETFの利用法 先進国株式に、バンガードの海外ETFを使います。先進国株式のうち、25%分をバンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)、10%分をバンガード・FTSE・ヨーロッパETF(VGK)に投資します。、バンガード・エマージング・マーケットETF(VWO)の組み入れ比率も高位に保ち、世界の成長を取り込むスタンスです。


上記のポートフォリオを具体的に表に表しますと、次のようになります。

分類 割合
(%)
銘柄 コスト
(%)
特徴
国内債券 10 ネット定期預金 0 安全資産
日本株式 15 MAXISトピックス上場投信 0.078 一部上場企業全体
先進国
株式
35 25 バンガード・トータル・ストック・マーケットETF 0.05 米国市場全体
10 バンガード・FTSE・ヨーロッパETF 0.12 ヨーロッパの大型・中型株
新興国
株式
20 バンガード・エマージング・マーケットETF 0.15 新興国全体
外国債券 20 SMT グローバル債券インデックス・オープン 0.5 日本を除く先進国全体


もしも上記の比率で1000万円を投資していた場合

、2010年1月~2015年1月まで、約5年間保有していたら、どの程度のリターンを得られたでしょうか?

年率換算で11.8%の利回りです。9割がリスク資産になる、超攻めの姿勢が投資利回りにも表れています。5年でほぼ倍になるなんて、凄すぎますね。

分類 銘柄 投資元本 5年後の資金 損益
国内債券 ネット定期預金 100万円 100万円 0%
日本株式 MAXISトピックス上場投信 150万円 240万円 60%
先進国
株式
バンガード・トータル・ストック・マーケットETF 250万円 680万円 170%
バンガード・FTSE・ヨーロッパETF 100万円 183万円 80%
新興国
株式
バンガード・エマージング・マーケットETF 200万円 306万円 50%
外国債券 SMT グローバル債券インデックス・オープン 200万円 298万円 50%
?合計 1000万円 1808万円 80%

自分の取り得るリスク許容度に沿って、ポートフォリオを設定すべき

本ページでは、安全性を重視したスタイルから超攻めのスタイルまで、3パターンの成績を確認してみました。参考に、過去5年間の資産全体がどのように増減するのか示すチャートも、合わせて確認してみましょう。

それぞれの運用成績のグラフ


上記のチャートをご覧になられて、リスク資産が9割の「攻めのポートフォリオ」の成績に驚く事でしょう。

ですが、昨今のように相場の調子が良い時は問題がありませんが、金融危機のような状況が発生した場合は、下落幅も非常に大きくなります。

自分自身が、どの程度の損失を受け入れる事が出来るのかを認識した上で、自分自身が満足できるポートフォリオを作って頂ければと思います。


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