日本への投資比率が高い、バンガード・FTSE・パシフィックETF

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バンガード・FTSE・パシフィックETFは、投資する人を選ぶ銘柄

バンガード・FTSE・パシフィックETFは、「FTSEディベロップド・アジア・パシフィック・インデックス」に連動する投資成果を目指している海外ETFです。運用会社は、ザ・バンガード・グループ・インクです。

バンガード・FTSE・パシフィックETF(VPL)


バンガード・FTSE・パシフィックETFを利用すると、日本を含む太平洋地域の先進国に分散投資をする事が可能です。ただし日本の投資割合が5割を超えている点が、少々扱いにくい銘柄だと感じます

管理人的には、コストは少々高いですが、iシェアーズ MSCI パシフィック(除く日本)ETF(EPP)と、日本専用のETFを利用して、地域配分をコントロールした方が良いように感じます。

もちろん年間0.12%という超低コストは非常に魅力的ですし、出来高も非常に多いので問題があるのでは決してありません。日本を含む広い地域に分散投資が可能な銘柄を複数保有した場合に、気づかいないうちに日本への投資比率が大きくなっている可能性にも気を付けて、銘柄選びをして頂きたいと思います。

(2015年1月28日更新)

バンガード・FTSE・パシフィックETFの基本情報

バンガード・FTSE・パシフィックETFの基本情報を下記に記します。取引に当たっては、証券会社のホームページにて、最新情報を取り寄せてください。

項目 内容 感想コメント
ティッカーコード VPL -
上場市場

NYSE Arca

-
通貨 米ドル -
信託期間 無期限(設定日:2005年3月4日) -
ベンチマーク FTSEディベロップド・アジア・パシフィック・インデックス -
決算日 年4回(3・6・9・12月) 長期投資家にとって4回は多すぎ
売買単位 1株 -
最低購入単価 1株 52.17ドル円(2015/1/14時点) 6,260円相当 ※
信託報酬 年0.12%(税抜) -
月間出来高 1,712万株 -
純資産総額 2,644hyaku
万ドル(2014年12月時点)
3,172億円と多い ※
※1ドル=120円換算


●組み入れ構成銘柄

バンガード・FTSE・パシフィックETF(VPL)の国別構成など

バンガード・FTSE・パシフィックETFの感想

バンガード・FTSE・パシフィックETFのベンチマークである「FTSEディベロップド・アジア・パシフィック・インデックス」は、太平洋地域の先進国(日本、オーストラリア、韓国、香港、ニュージーランド、シンガポール)の株式市場のパフォーマンスを表す株価指数です。

同指数に組み入れられている国のおよそ50%強を日本が占めますので、日本株向け海外ETF+3割強の、オーストラリア、韓国、香港、シンガポール、ニュージーランドを気持ち、配分したような、一風変わったETFです。ですので、バンガード・FTSE・パシフィックETFを使いこなすのは、なかなか難しいと思います。

バンガード・FTSE・パシフィックETF(VPL)とEPPの基準価額を比較
赤線がiシェアーズ ヨーロッパETF、青線がEPP)


上記は、バンガード・MSCI・パシフィックETF(VPL)(線)同様、アジア太平洋地域に投資するiシェアーズ MSCI パシフィック(除く日本)ETF(EPP)線)を同時にグラフ化したものです。

iシェアーズ MSCI パシフィック(除く日本)ETFは、オーストラリアの割合が6割を占める海外ETFで、同国の景気減速と資源価格の暴落を受けて、当該ETFも急落しています。とは言え、08年~09年の大暴落から株価が回復し始めて、最近では上昇が大きくなってきています。

バンガード・FTSE・パシフィックETFは日本株を多く組み合わせており、iシェアーズ MSCI パシフィック(除く日本)ETFよりも上昇が遅れています。ポートフォリオ全体の日本株の比率を調整しようと考えた場合、本ETFを使うと、多少ヤヤコシイ事にもなりかねません

コストは高いのですが、iシェアーズ MSCI パシフィック(除く日本)ETFの方が、日本を除く太平洋地域の先進国の比重を自由に調整できますね。コスト重視であれば、当ETFをご利用しても問題になる訳ではありません。

バンガード・FTSE・パシフィックETFで分配金目的の投資は可能か?

本ETFは年間に4回の分配方針で、2014年12月29日時点での分配金利回りは2.64 %(税引前)となっています。分配金利回りの水準が低いですね。分配金狙いの投資対象としてではなく、長期分散投資でキャピタルゲインを獲得する目的で活用すれば良いかと思います。

バンガード・FTSE・パシフィックETFを購入できる証券会社

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