意外と活用の場のないバンガード・FTSE・オールワールド(除く米国)スモールキャップETF

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バンガード・FTSE・オールワールド(除く米国)スモールキャップETF

バンガード・FTSE・オールワールド(除く米国)スモールキャップETFは、「FTSEグローバル・スモールキャップ(除く米国)インデックス」に連動するETFです。運用会社は、ザ・バンガード・グループ・インクです。

バンガード・FTSE・オールワールド(除く米国)スモールキャップETF(VSS)


この銘柄を購入すると、米国を除く全世界の先進国小型株、新興国小型株に広く分散投資をする事が可能です。47ヵ国の約3,300銘柄で構成されているため、分散具合も良いかと思います。ただし海外ETFにしては、少々出来高が少ないかな?と感じます。米国以外の小型株、という点も気になりますね。

利用方法としては、ポートフォリオの米国の比率を下げながら、全世界の小型株を組み込んで運用成績も底上げしたい、サテライト的な方法になるかと感じます。

ただし意外な事に、全世界の大・中・小型株に投資可能な究極の海外ETFであるバンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)の運用成績と似たり寄ったりの状況でもありますから、採用しないという選択も有りでしょう。

(2015年1月31日更新)

バンガード・FTSE・オールワールド(除く米国)スモールキャップETFの基本情報

バンガード・FTSE・オールワールド(除く米国)スモールキャップETFの基本情報を下記に記します。取引に当たっては、証券会社のホームページにて、最新情報を取り寄せてください。

項目 内容 感想コメント
ティッカーコード VSS -
上場市場

NYSE Arca

-
通貨 米ドル -
信託期間 無期限(設定日:2009年4月2日) -
ベンチマーク FTSEグローバル・スモールキャップ(除く米国)インデックス -
決算日 年3回(6・9・12月) -
売買単位 1株 -
最低購入単価 1株 95.38ドル円(2015/1/28時点) 11,445円相当 ※
信託報酬 年0.2%(税抜) -
月間出来高 485万株 -
純資産総額 1,974百万ドル(2014年12月時点) 2,368億円と多い ※
※1ドル=120円換算


●組み入れ構成銘柄

バンガード・FTSE・オールワールド(除く米国)スモールキャップETF(VSS)の国別構成比と、保有上位10銘柄の純資産総額に占める割合

バンガード・FTSE・オールワールド(除く米国)スモールキャップETFの感想

バンガード・FTSE・オールワールド(除く米国)スモールキャップETFが連動を目指す、「FTSEグローバル・スモールキャップ(除く米国)インデックス」は、米国を除く全世界の先進国、新興国市場の小型株を表す株価指数です。

注目点としては、全世界の小型株に集中して投資できるという点です。運用パフォーマンスを底上げするためには大型、中型株よりも小型株の方が良いです。(小型株効果)

ただし気になるのは、米国の小型株が組み込まれていない点。例えば全世界の大型、中型、小型株に投資可能なバンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)と運用成績を比較してみましょう。

バンガード・FTSE・オールワールド(除く米国)スモールキャップETF(VSS)とVTの基準価額の比較
黄色:当ETF 緑線:低コストで全世界の大型、中型、小型株に投資可能なVT)


近年の傾向を見ると、全世界に丸ごと投資可能な、VTの方が良い運用成績ですね。米国の小型株が組み込まれていない点が敗因かもしれませんが、わざわざサテライト的に利用する意味があるのかと、少々疑問に思ってしまいます。中途半端に銘柄を増やす必要は無いかな、とも感じますね。

ただ、全世界に投資する海外ETFや、地域ごとの海外ETFだと、どうしても米国企業が入り、米国の比率が高くなってしまう傾向にあり、このバンガード・FTSE・オールワールド(除く米国)スモールキャップETFを持つことで、その比率を下げる効果もあります。

米国の比率を下げたい思惑の場合には、活用の価値があると言えますね。

バンガード・FTSE・オールワールド(除く米国)スモールキャップETFで分配金目的の投資は可能か?

本ETFは、年3回の分配方針で、2015年1月30日時点での分配金利回りが、2.68%%(税引前)となっています。分配回数が3回というETFは珍しいですね。

分配金利回りも低い訳ではありませんが、分配金利回り狙いの投資銘柄としては役不足。 キャピタルゲインを狙い長期間保有した上で、運用成績の底上げ的にインカムゲインも入手する、という感覚で利用するのが良いかと思います。

バンガード・FTSE・オールワールド(除く米国)スモールキャップETFを購入できる証券会社

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