海外ETF VTとACWI、個人投資家にとってメリットのあるのはどちら?

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バンガード・トータルワールドストックETFと、iシェアーズ MSCI ACWI ETFの完全比較

VTとACWIのETF比較全世界に投資できる海外ETFとして、下記の2つが有ります。

バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)
iシェアーズ MSCI ACWI ETF(ACWI)


日本ではVTが09年6月から購入できるようになり、09年11月にはACWIも購入できるようになりました。

VTとACWIは、先進国と新興国を含む、全世界の株式に投資することができます。つまりこの1本で全地球規模で丸ごと分散投資が可能なわけです

このとき、これらの海外ETFを購入する場合に、VTをにするかACWIにするのか、迷うと思います。そこで、 VTとACWIの違いを表にまとめてみましたので、下記をご覧ください。

(2015年1月21日更新)

VTとACWIとの比較表

バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)と、iシェアーズ MSCI ACWI ETF(ACWI)の違いを、比較表にまとめてみましたので、まずはご覧になって下さい。

項目 バンガード・トータル・ワールド・
ストックETF(VT)
iシェアーズ MSCI ACWI ETF
(ACWI)
設定日 2008年6月24日 2008年3月26日
ベンチマーク FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス
信託報酬 0.18%(税抜) 0.34%(税抜)
保有銘柄数 6598社 2449社
分配金 年4回(3・6・9・12月) 年回(6・12月)
純資産総額 3,854万ドル(4599億円相当) 7,541万ドル(8250億円相当)
運用方法 サンプリング法 サンプリング法
特徴 全世界の大型・中型・小型 全世界の市場時価総額の98%以上をカバー 全世界の大型、中型 全世界の市場時価総額の85%をカバー
※1ドル=120円換算


比較してみると、信託報酬ではVTがACWIの約半分程で、投資家にとって嬉しい低コストになっています。純資産総額では約3600億円ほど、ACWIが高いことが分かります。

信託報酬が倍近く違うという事は、長期分散投資になれば、年が経つほどその差(コスト差によるメリット)が大きくなるかと思います。

保有銘柄数は、VTが3倍近く保有しています。現在のような株価の乱高下する場合は、保有銘柄数が多い方が、インデックスに連動する可能性が高まります。

VTとACWIの、運用成績を比較してみる

さて、バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)と、iシェアーズ MSCI ACWI ETF(ACWI)の、過去の運用成績は、次のようになっています。(5年間)

VTとACWIの基準価額を比較
赤線がiシェアーズ・ACWIで、青線がバンガード・VT)


過去5年間の動きを見ても、同じように動いてるのが分かります。連動する指数が違っても、パフォーマンスはほぼ変わらないようですね。国別の投資内訳を見るとVTもACWIもほぼ変わらないかなと思います。

結論を言うと、VTとACWIを比べてみると些細な違いがありますが、どちらを購入しても良いかなと思います。コストを重視する人は、バンガード・トータル・ワールド・ストックETFで決まりです。

販売数としても、日本だとVTのほうが売れているようです。なおこのVTですが、草の根のファンド大賞である、「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2014」の上位受賞ファンドです

2014年度は2位でしたが、それ以前は連続して1位を獲得している、個人投資家からの支持の厚い投資信託(上場投資信託)となっています。

VTやACWIを購入できる証券会社

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