資産の守り神として世界最大級規模を持つ、SPDRゴールドシェア

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SPDRゴールドシェアの評価は?

海外ETFである、SPDRゴールドシェアについての詳細情報や、管理人の感想、評価情報になります。運用会社は、ワールド・ゴールド・トラスト・サービシズ・エルエルシーです。

SPDRゴールドシェア(GLD)


SPDRゴールドシェアを利用すると、安全資産として非常に有名な、金(ゴールド)に集中して投資する事が可能になります。世界中で注目が高い金に投資可能な銘柄だけあり、非常に大きな出来高です。活発に取引がされていますから、流動性の心配は不要だと考えて良いでしょう。

更に純資産総額も3兆円を超えている水準であり、世界的にも人気がある海外ETFです。金融危機など有事の際の防衛資産として活躍する銘柄ですが、資産性、つまり何かを生み出す訳ではないので分配金は出ません。無分配の海外ETFである点には、注意が必要かと感じます。

長期分散投資の観点から考えると、長期的に長く上昇を続ける特性があるとは思えません。投資比率に関しては個人投資家の好みになると思いますが、管理人としてはサテライト的な活用を主目的に利用した方が良いかと思います。

長期的な成長を利益に変える事が可能な、世界の株式に投資するバンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)や、iシェアーズ MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス・ファンド(ACWI)とセットで利用なさると良いかと思います。

(2015年4月1日更新)

SPDRゴールドシェアの基本情報

SPDRゴールドシェア(GLD)の基本情報を下記に記します。取引に当たっては、証券会社のホームページにて、最新情報を取り寄せてください。

項目 内容 感想コメント
ティッカーコード GLD -
上場市場

NYSE Arca

-
通貨 米ドル -
信託期間 無期限(設定日:2004年11月18日) -
ベンチマーク 金地金価格(ロンドン金値決め) -
決算日 分配金はありません -
売買単位 1株 -
最低購入単価 1株 113.14米ドル(2015/3/17時点) 13,576円相当 ※
信託報酬 年0.4%(税抜) やや高めです
月間出来高 12,569万株 非常に多い
純資産総額 28,275百万米ドル(2015年2月時点) 3兆3,930億円 ※
※1ドル=120円換算


●組み入れ構成銘柄:情報なし

SPDRゴールドシェア・管理人の感想

SPDR ゴールド・シェア は、世界最大の金ETFとして非常に有名です。金地金価格は、ロンドン市場の午後の金値決めにより、SPDR ゴールド・シェアもそれに連動します。

2008年~2009年の金融危機では、株式や債券の価格が値下がりしている中、金は値下がりせずに逆に値上がりしています。投資家の中には、安全資産として購入している人も少なくありません。

実際に過去の値動きを見てみましょう。比較材料として、米国の代表的な株価指数であるS&P500指数と、コモディティ全体に投資可能なiシェアーズ S&P GSCI コモディティ・インデックス・トラスト(GSG)と比べてみます。

SPDRゴールドシェア(GLD)とS&P500、そのほかのコモディティETFとの値動きの比較
青線:当ETF、赤線:S&P500株価指数、黒線:コモディティETF)


S&P500指数はリーマンショック時に大幅に下落し、その後は力強く回復傾向を示しています。同じコモディティと言え、原油や穀物(もちろん金も含む)などをトータルでインデックス化している、iシェアーズ S&P GSCI コモディティ・インデックス・トラスト(GSG)が大暴落しているのに対し、金は金融危機や未曽有の世界的大不況などを尻目に、堅調に推移しています。

世界の多くの人が、「有事の金」へ、資金を逃避させている現状を、垣間見る事ができますね。金はそれ自体、放っておいて価値が勝手に増大するものではありません。なので、SPDRゴールドシェアは他の海外ETFと違い、分配金がありません

あくまで守りの資産として、多くてもポートフォリオの数%程度の投資とするのが賢明です。近年では米国経済の復調が目立ってきた事から、金の価格が値下がりに転じています。今後の動向には注意が必要かと感じますね。

日本では08年6月に、東証一部にSPDRゴールドシェアが上場されました。中身はSPDRゴールドシェアと全く同じもので、違いはありません。海外ETFとしてSPDRゴールドシェアを購入する場合、ドルと円を交換する時の手数料や、ETFの購入手数料がネックになります。

国内ETFのSPDRゴールドシェアを購入すれば、現物株式と同じ手数料で済むので、SPDRゴールドシェアを購入するのであれば、国内に上場しているETFをお勧めします。

SPDRゴールドシェアを購入できる証券会社

海外に上場しているETFですから、下記のネット証券大手でのみ取引が可能です。

●手数料が最も安い証券会社マネックス証券
●その他、買付可能な証券会社SBI証券楽天証券

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