総合的に考えて、まあそこそこな、iシェアーズ・コア S&P 500 ETF

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iシェアーズ・コア S&P 500 ETFを総合的に考えてみる

iシェアーズ・コア S&P 500 ETFは、S&P500指数に連動する投資成果を目指している、インデックス運用のETFです。運用会社は、ブラックロック・ファンド・アドバイザーズです。

iシェアーズ・コア S&P 500 ETF(IVV)


S&P 500指数は、米国市場のパフォーマンスを表す有名なベンチマークであり、iシェアーズ・コア S&P 500 ETFを利用すると、超お手軽に米国市場に分散投資をする事が可能です。

純資産総額も3兆円超であり、世界的に人気がある事が分かるかと思います。コストも安く、問題は見当たらないのですが、S&P 500指数に連動する海外銘柄は複数存在します。

実はバンガード・S&P500ETF(VOO)のコストは0.05%と、本ETFの0.07%を凌駕する安さを誇っています。長期分散投資銘柄として活用するのであれば、最安値のコストを誇る VOOの方がお勧めですね。

なおバンガード・S&P500ETF(VOO)記事の中ほどでも解説しておりますが、全世界に分散投資する事が可能なバンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)よりもS&P 500指数のパフォーマンスは良好です。米国の割合をもう少し増やしたいと思うのであれば、サテライト的に活用できる銘柄ですね。

(2015年1月20日更新)

iシェアーズ・コア S&P 500 ETFの基本情報

iシェアーズ・コア S&P 500 ETFの基本情報を下記に記します。取引に当たっては、証券会社のホームページにて、最新情報を取り寄せてください。

項目 内容 感想コメント
ティッカーコード IVV -
上場市場

NYSE Arca

-
通貨 米ドル -
信託期間 無期限(設定日:2000年5月15日) -
ベンチマーク S&P 500指数 -
決算日 年3回(6・9・12月) -
売買単位 1株 -
最低購入単価 1株 200.43ドル円(2015/1/14時点) 24,051円相当 ※
信託報酬 年0.07%(税抜) 非常に安い
月間出来高 10,343万株 -
純資産総額 68,624百万米ドル(2014年12月時点) 8兆2348億円と超多い ※
※1ドル=120円換算


●組み入れ構成銘柄

iシェアーズ・コア S&P 500 ETFの上位保有銘柄と業種別投資内訳

S&P500指数をベンチマークとする、他のETFの比較

S&P 500指数に連動する海外ETFは3銘柄存在しますが、その中でiシェアーズ・コア S&P 500 ETFは、純資産総額、出来高、コストと全ておいて中途半端な位置づけです。SPDR S&P 500 ETF(SPY)の純資産総額に追いつくのは難しそうですから、せめてコストで投資家に報いて欲しい所です。

海外ETFは売買手数料の関係から、基本的には長期分散投資に利用するのが基本となります。となれば、コストである信託報酬が最重要項目です。一覧を見ていただければ分かると思いますが、バンガード・S&P500ETF(VOO)であれば、我々投資家の利益を最大限にしてくれるでしょう。

ETFの名称&証券コード 信託報酬 純資産総額 出来高
バンガード・S&P500ETF(VOO) 0.05% 3兆3214億円 4,904
iシェアーズ・コア S&P 500 ETF(IVV) 0.07% 8兆2348億円 10,343
SPDR S&P 500 ETF(SPY) 0.0945% 23兆6780億円 304,517


ただ、SPDR S&P500 ETFであれば、東京証券取引所にも重複上場しており、国内ETFとしても信託報酬0.09%で買い付けが可能です。⇒SPDR S&P500 ETF(1557)

管理人が利用するとしたら、わざわざ海外市場が開く深夜帯を気にする必要もない、国内上場ETFを選びますね。この辺りは、0.04%のコスト差を気にするのかなど、投資に対するスタンスの違いによって、変わってくると思います。

一般の投資信託と比較してみる(インデックスファンドと比較)

S&P500指数に連動する投資信託(インデックファンド)は残念ながら、i-mizuho 米国株式インデックスしか存在しません。

純資産総額がそもそも桁違いですが、コスト面から見ても海外ETFは非常に魅力的です。ですが残念ながら海外ETFを利用する際の最大のデメリットは、売買手数料が高額という点ですね。100万円程度のまとまった資金であれば、1年間の信託報酬+売買コストで元が取れますから、基本的にはリレー投資としてのご利用を考えた方が宜しいでしょう。

この売買手数料の問題を考えた場合は、海外ETFとしてiシェアーズ・コア S&P 500 ETF(IVV)を買うのではなく、SPDR S&P500 ETF(1557)カブドットコム証券のフリーETFで購入すれば、国内の売買手数料は完全無料になります

最初からその方法で購入するスタンスの、一択と考えて良いと思います。i-mizuho 米国株式インデックスは、みずほ銀行のインターネット取引か、みずほ証券限定ですから、取扱いしにくいです。

ETFの名称orインデックスファンドの名称? 信託報酬? コスト(円) 純資産総額
10万円 100万円
iシェアーズ・コア S&P 500 ETF(IVV) 0.07% 70 700 8兆2348億円
i-mizuho 米国株式インデックス 0.57% 570 5700 5億円

iシェアーズ・コア S&P 500 ETFで分配金目的の投資は可能か?

本ETFは年間に3回の分配方針で、分配金利回りが1.86%(税引前)です。国内の株式系銘柄の分配金利回りと比べると比較的高い水準ですが、分配金狙いの投資としては満足できない利率でしょう。

そもそも株式系は相場が暴落して株価が低迷した時に資金を投入しないと、高い分配金利回りになりません。基本的には、キャピタルゲイン狙いの海外ETFとして利用していきましょう。

iシェアーズ・コア S&P 500 ETFを購入できる証券会社

海外に上場しているETFですから、下記のネット証券大手でのみ取引が可能です。

●手数料が最も安い証券会社マネックス証券
●その他、買付可能な証券会社SBI証券楽天証券

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