REIT銘柄として非常に人気の高い、iシェアーズ米国不動産ETF

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iシェアーズ米国不動産ETFはどんな銘柄?

iシェアーズ米国不動産ETFは、ダウ・ジョーンズ米国不動産指数に連動するETFです。運用会社は、ブラックロック・ファンド・アドバイザーズです。

iシェアーズ米国不動産ETF(IYR)


米国の不動産投資信託・REITに分散投資をしたい場合には、当ETFの利用が選択肢に入ります。108銘柄に分散投資をしており、純資産総額も8000億円近く集まっている人気銘柄です。

出来高も、他の海外ETFに比較して非常に大きく、活発に取引されている状況です。現在、価格水準が高まっているために、利回りが比較的低い(REITにしては)のですが、基本的に分配金狙いの銘柄としてお勧めできます。

ただし不動産市況に問題が発生した場合の下落幅は、想像を絶するものです。リーマンショック時には、75%もの大暴落が発生している、リスクと隣り合わせの商品でもあります。

ポートフォリオのコア的な銘柄に利用するには、厳しいでしょう。 バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)などの、世界株式に分散投資する銘柄や、債券銘柄を上手に利用して、当ETFの利用は一部にとどめた方が無難かと思います。

(2015年3月18日更新)

iシェアーズ米国不動産ETFの基本情報

iシェアーズ米国不動産ETF(IYR)の基本情報を下記に記します。取引に当たっては、証券会社のホームページにて、最新情報を取り寄せてください。

項目 内容 感想コメント
ティッカーコード IYR -
上場市場

NYSE Arca

-
通貨 米ドル -
信託期間 無期限(設定日:2000年6月12日) -
ベンチマーク ダウ・ジョーンズ米国不動産指数 -
決算日 年4回(3・6・9・12月) -
売買単位 1株 -
最低購入単価 1株 80.58米ドル(2015/2/23時点) 9,669円相当 ※
信託報酬 年0.45%(税抜) 少々高い
月間出来高 20,416万株 非常に大きいです
純資産総額 6,348百万米ドル(2015年1月時点) 約7,617億円と多い ※
※1ドル=120円換算


●組み入れ構成銘柄

iシェアーズ米国不動産ETF(IYR)の上位保有銘柄

iシェアーズ米国不動産ETF・管理人の感想

iシェアーズ米国不動産ETFを利用すると、米国の不動産セクターの株式というか、ほぼ不動産投資信託(REIT)に分散投資をする事が可能です。実際に保有比率を見ても95%がREIT商品になっています。

iシェアーズ米国不動産ETF(IYR)の、不動産投資信託の占める割合

ご存知の通り、米国不動産といえば、サブプライムローン問題の震源地。当然の事ながら、基準価額も大幅な下落を見せています。

サブプライムローン問題が顕在化する半年前、2007年頭にピークアウトし、その後大暴落です。 S&P500の値動きさえ、大暴落と言われている中、当ETFの値動きは表現が見当たらないレベルです。


iシェアーズ米国不動産ETF(IYR)とS&P500指数の比較
青線:当ETF 赤線:S&P500株価指数)


iシェアーズ米国不動産ETFの分配金を再投資したチャートを、再度見てみましょう。再投資すればリーマンショック前の水準を凌駕している点は良いのですが、大暴落時には4万円近い価格(再投資込み)が1/4の1万円まで下落しています。本当に凄まじい・・・。

iシェアーズ米国不動産ETF(IYR)の分配金を再投資したケースでの基準価額の推移


REIT系の銘柄は、分配金利回りが魅力的ですが、暴落した際の変動幅も想像を絶するものです。利用する際には、リスクを理解した上で投資なさると良いでしょう。

iシェアーズ米国不動産ETFで分配金目的の投資は可能か?

iシェアーズ米国不動産ETFは年4回の分配で、2015年1月30日時点での分配金利回りは、3.36%(税引前)となっています。REIT銘柄は分配金狙いの投資対象とお勧めするのですが、価格自体が非常に値上がりしている状態です。

前述したように、米国の経済が悪化して不動産価格が暴落した際には、iシェアーズ米国不動産ETFも相当のダメージを受けるはずです。資金投入額は、自分自身のリスク許容度にしっかりと照らし合わせて利用すべきでしょう。

iシェアーズ米国不動産ETFを購入できる証券会社

海外に上場しているETFですから、下記のネット証券大手でのみ取引が可能です。

●手数料が最も安い証券会社マネックス証券
●その他、買付可能な証券会社SBI証券楽天証券

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