iシェアーズ ヨーロッパETFは、ややコストの面で難点あり

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iシェアーズ ヨーロッパETF、欧州に分散投資が可能

iシェアーズ ヨーロッパETFは、「S&P ヨーロッパ350 インデックス」に連動する投資成果を目指している海外ETFです。運用会社は、ブラックロック・ファンド・アドバイザーズです。

iシェアーズ ヨーロッパETF(IEV)


iシェアーズ ヨーロッパETFを利用すれば、ヨーロッパを中心とした約350銘柄に分散投資する事が可能です。出来高もソコソコありますし、分配金利回りが思いのほか、高い水準です。

購入単価の水準は問題ないのですが、コストが少々高いですね。ヨーロッパに絞って投資可能なバンガード・FTSE・ヨーロッパETF(VGK)のほうが超絶的にコストが安いですから、欧州に投資したいのであれば、VGKのご利用が良いかと思います。

基本的な戦略としては、全世界に投資可能なバンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)などをコアに据えた上で、先進国であるヨーロッパ地域の比重を微調整したい場合に、活用すればよいかと思うETFですね。

(2015年1月22日更新)

iシェアーズ ヨーロッパETFの基本情報

iシェアーズ ヨーロッパETFの基本情報を下記に記します。取引に当たっては、証券会社のホームページにて、最新情報を取り寄せてください。

項目 内容 感想コメント
ティッカーコード IEV -
上場市場

NYSE Arca

-
通貨 米ドル -
信託期間 無期限(設定日:2000年7月25日) -
ベンチマーク S&P ヨーロッパ350 インデックス -
決算日 年2回(6・12月) -
売買単位 1株 -
最低購入単価 1株 41.71ドル円(2015/1/14時点) 5,005円相当 ※
信託報酬 年0.6%(税抜) -
月間出来高 1,764万株 -
純資産総額 2,535万ドル(2014年12月時点) 3042億円と多い ※
※1ドル=120円換算


●組み入れ構成銘柄

iシェアーズ ヨーロッパETF(IEV)の業種別、国別保有内訳

iシェアーズ ヨーロッパETFの感想

S&P ヨーロッパ350 インデックスは、イギリスを中心にヨーロッパの地域10セクター(業種)から約350の株式銘柄に投資をしています。 国別の投資内訳ではイギリス投資を3割とし、続いてスイスやフランス、ドイツとなっています。

世界的食品会社で飲料や乳製品でお馴染みのスイスのネスレ(Nestle)や、製薬会社のノバルティス、英国のHSBC銀行、フランスの総合石油エネルギー企業のトタルといった有名な企業を組み入れています。投資先が先進国ばかりなので、ヨーロッパ地域に投資する海外ETFを購入したい方や、ヨーロッパ地域の比率を上げたい方は良いと思います。

グローバルに投資をしたい人にとって、ヨーロッパ地域は欠かせません。自分好みにアセットアロケーションを組みたい人は、iシェアーズ ヨーロッパETFの購入を検討して良いと思います。

iシェアーズ ヨーロッパETFとVGKの基準価額の比較
赤線がバンガード・FTSE・ヨーロッパETF、青線が当ETF)


ただし、iシェアーズ ヨーロッパETFと同じように値動きをする、バンガード・FTSE・ヨーロッパETF(VGK)(上記チャートを参考)は信託報酬が0.12%と、iシェアーズ ヨーロッパETFよりも安いので長期分散投資で見た場合はそちらがお勧めだと思います。

iシェアーズ ヨーロッパETFで分配金目的の投資は可能か?

iシェアーズ ヨーロッパETFは、年2回の分配方針で、分配金利回りは3.8 %(税引前)です。リーマンショック以前の株価まで回復していませんが、現状の水準であっても利回りが4%に近いというのは魅力的ですね

ただし、キャピタルゲインについても注意すべきだとも感じるところです。株式銘柄を利用して分配金狙いの投資をされる場合は、売買タイミングが非常に重要になりますので、相場暴落時など、価格が値下がった時に資金を投入するようにしましょう。

iシェアーズ ヨーロッパETFを購入できる証券会社

海外に上場しているETFですから、下記のネット証券大手でのみ取引が可能です。

●手数料が最も安い証券会社マネックス証券
●その他、買付可能な証券会社SBI証券楽天証券

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