iシェアーズ MSCI パシフィック(除く日本)ETFは、サテライト的な利用に最適

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iシェアーズ MSCI パシフィック(除く日本)ETFは、どんな海外ETFなのか?

iシェアーズ MSCI パシフィック(除く日本)ETFは、「MSCIパシフィック・エックス・ジャパン・インデックス」に連動する投資成果を目指している海外ETFです。運用会社は、ブラックロック・ファンド・アドバイザーズです。

iシェアーズ MSCI パシフィック(除く日本)ETF


主にオーストラリア、香港、シンガポールの株式市場の時価総額85%程度の銘柄に分散投資をする事が可能です。特にオーストラリアの組み込み割合が6割を超えている点も特徴の一つです。

リーマンショック前は、アメリカの代表的な指数であるS&P500指数よりも良好なパフォーマンスを示していましたが、その後は停滞気味になっています。地域を絞った長期的な投資の難しさを表していますね。

出来高が大きく、さらに分配金の利回りが4%を超えるなど、インカムゲインも見込める、魅力ある銘柄になっています。

全世界に投資可能なバンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)や、iシェアーズ MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス・ファンド(ACWI)をコアな銘柄として活用した上で、当ETFをサテライト的に利用するのが戦略的に良いかと思います。

(2015年1月28日更新)

iシェアーズ MSCI パシフィック(除く日本)ETFの基本情報

iシェアーズ MSCI パシフィック(除く日本)ETFの基本情報を下記に記します。取引に当たっては、証券会社のホームページにて、最新情報を取り寄せてください。

項目 内容 感想コメント
ティッカーコード EPP -
上場市場

NYSE Arca

-
通貨 米ドル -
信託期間 無期限(設定日:2001年10月25日) -
ベンチマーク

MSCIパシフィック・エックス・ジャパン・インデックス

-
決算日 年2回(6・12月) 利回り高し
売買単位 1株 -
最低購入単価 1株 44.55ドル円(2015/1/14時点) 5,346円相当 ※
信託報酬 年0.5%(税抜) やや高め
月間出来高 1,421万株 -
純資産総額 2,591百万ドル(2014年12月時点) 3,109億円と多い ※
※1ドル=120円換算


●組み入れ構成銘柄

iシェアーズ MSCI パシフィック(除く日本)ETF(EPP)の煮別、業種別保有割合

iシェアーズ MSCI パシフィック(除く日本)ETFの感想

ベンチマークであるMSCI パシフィック・エックス・ジャパン・インデックスは、オーストラリア、香港、ニュージーランド、シンガポールの株式市場のパフォーマンスを測る指標です。

これらの市場全体の時価総額の85%をカバーしています。つまり、日本を除く太平洋地域の先進国の株式に、簡単に分散投資が可能という事です

国別の投資内訳では日本を除いた太平洋地域の国を投資対象としてますが、オーストラリアへの投資比率が60%を上回っています。次に香港とシンガポールと続いています。ニュージーランドは2%あった比率が今では下がっています。

世界最大の鉱業会社であるBHPビリトン、オーストラリアの銀行であるオーストラリア・コモンウェルス銀行やナショナル・オーストラリア銀行、オーストラリア最大の酒屋でもあるウールワースなど、上位にはオーストラリアで上場している金融関連の会社を多く保有しているようです。

実は2001年頃を起点にして、アメリカの成績を示すS&P500指数と比較してみると、現在までに非常に良好なパフォーマンスを示しています。

iシェアーズ MSCI パシフィック(除く日本)ETFとS&P500指数の比較(2001年起点)
青線:当ETF、 赤線:アメリカのS&P500指数)


しかし、リーマンショック後のパフォーマンスを確認して見ると、近年は停滞している傾向を示しますね。逆に、アメリカの成長性の高さに驚きます。このように、常に優秀なパフォーマンスを示す地域がどこになるかは誰にも分からないため、幅広い地域に分散する事が重要になります

iシェアーズ MSCI パシフィック(除く日本)ETFとS&P500指数の比較(直近1年)
青線:当ETF、 赤線:アメリカのS&P500指数)


ただ、オーストラリアに低コストで投資をしたい人には、当銘柄、iシェアーズ MSCI パシフィック(除く日本)ETFはお勧めできると思います。サテライト的な少額の資金を投資するスタンスでご利用になればと思います。

iシェアーズ MSCI パシフィック(除く日本)ETFで分配金目的の投資は可能か?

本ETFは、年間に2回の分配方針で2014年12月31日時点での分配金利回りが4.29 %(税引前)となっています。分配回数は少ないですが、分配金の利回りは魅力的な水準です

株式銘柄はキャピタルロスになる可能性も考慮する必要はありますが、分配金狙いの投資銘柄としても、活用を検討して良いと思えるETFです。

iシェアーズ MSCI パシフィック(除く日本)ETFを購入できる証券会社

海外に上場しているETFですから、下記のネット証券大手でのみ取引が可能です。

●手数料が最も安い証券会社マネックス証券
●その他、買付可能な証券会社SBI証券楽天証券

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