先進各国向け投資の代表選手、iシェアーズ MSCIコクサイETF

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iシェアーズ MSCIコクサイETFは、どんな海外ETFなのか?

iシェアーズ MSCIコクサイETFは、「MSCI KOKUSAI(コクサイ)インデックス」に連動する投資成果を目指している海外ETFです。運用会社は、ブラックロック・ファンド・アドバイザーズです。

iシェアーズ MSCIコクサイETF


一番の特徴は、日本を除く先進国全体に低コストで分散投資が可能な点です。0.25%のコストで、先進国の85%をカバーできるのは非常に魅力的です。

気になる点は海外ETFにしては純資産総額が少ないという事と、出来高が小さい点です。売買コストの事も考えると、同ベンチマークに連動する国内ETFの、MAXIS海外株式(MSCIコクサイ)上場投信を利用した方がお得です。カブドットコム証券で買い付ければ、売買手数料が無料です(フリーETFの為)。

もしくは当ETFを利用せずとも、世界に分散投資可能なバンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)や、iシェアーズ MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス・ファンド(ACWI)を利用した上で、特定の地域に投資可能な銘柄を、サテライト的に利用する戦略を取れば良いかなと感じます。

(2015年1月27日更新)

iシェアーズ MSCIコクサイETFの基本情報

iシェアーズ MSCIコクサイETFの基本情報を下記に記します。取引に当たっては、証券会社のホームページにて、最新情報を取り寄せてください。

項目 内容 感想コメント
ティッカーコード TOK -
上場市場

NYSE Arca

-
通貨 米ドル -
信託期間 無期限(設定日:2007年12月10日) -
ベンチマーク MSCI KOKUSAI(コクサイ)インデックス -
決算日 年2回(6・12月) -
売買単位 1株 -
最低購入単価 1株 54.29ドル円(2015/1/14時点) 6,514円相当 ※
信託報酬 年0.25%(税抜) -
月間出来高 18万株 -
純資産総額 453万ドル(2014年12月時点) 543億円と多い ※
※1ドル=120円換算


●組み入れ構成銘柄

iシェアーズ MSCIコクサイETFの国別、セクター別比率と上位保有銘柄

iシェアーズ MSCIコクサイETFの感想

iシェアーズ MSCI コクサイ ETFのベンチマークである「MSCI KOKUSAI(コクサイ)インデックス」は、日本を除く先進国23カ国で構成されており、これらの構成国の時価総額合計は、全体のおよそ85%をカバーしています。

ただし、世界各国の時価総額に比例したポジションを取るので、アメリカ株が全体の半分以上を占めてしまいます。 iシェアーズ MSCI コクサイ ETFの魅力は、信託報酬が0.25%で主要先進国をカバーできるので、TOKひとつで海外の株式市場全体に投資するのと同じ投資効果が期待できます。

パフォーマンスを見ると、リーマンショックのような大きな金融危機が起きても、力強く成長している事が非常に良く分かるかと思います。

iシェアーズ MSCIコクサイETFの基準価額の推移


当ETFで先進国をカバーした上で、これ以外に日本に投資するETFと新興国向けETFを組み合わせれば、全世界に投資してるのと同じ事になるります。例をあげると、

・TOPIX連動の安いコストのETF (1306 or 1308)
・先進国向けETF (iシェアーズ MSCI コクサイ ETF):当ETF
iシェアーズMSCIエマージングマーケットインデックスファンド(EEM)
  or バンガード・エマージング・マーケットETF(VWO)


この3つのETFで全世界に投資できるなんて、大変魅力的な品揃えとなります。専門家の評価も極めて高く、とても安定したETFで日本人向けの商品と言って良いと思います。

なお、わざわざ海外ETFを利用せずとも、国内ETFの銘柄、上場インデックスファンド海外先進国株式(MSCI-KOKUSAI)(1680)を利用しても良いでしょう。

MSCI KOKUSAI(コクサイ)インデックスをベンチマークとする、一般の投資信託と比較

日本では、MSCI KOKUSAI(コクサイ)インデックスに連動する一般の投資信託は人気があり、多数存在します。その中からコストの安い3銘柄をピックアップしてみました。

現在、最もコストの安いEXE-i 先進国株式ファンドと当ETFの信託報酬の差は、たったの0.08%です。100万円投資したとしても、年間で800円の差というのは、日本国内の運用会社も頑張っています。

売買コストを考えると、一般の投資信託を利用する、もしくは、国内ETFで売買手数料が無料(カブドットコム証券であれば)になるMAXIS海外株式(MSCIコクサイ)上場投信を活用するのも良いですね。


ETFの名称orインデックスファンドの名称? 信託報酬? コスト(円) 純資産総額
10万円 100万円
iシェアーズ MSCIコクサイETF(TOK・海外ETF) 0.25% 250 2500 543億円
MAXIS海外株式(MSCIコクサイ)上場投信(1581・国内ETF) 0.25% 250 2500 552億円
EXE-i 先進国株式ファンド(投資信託) 0.34% 340 3400 26億円
外国株式インデックスe(投資信託) 0.5% 500 5000 134億円
SMTグローバル株式インデックス・オープン(投資信託) 0.5% 500 5000 415億円

iシェアーズ MSCIコクサイETFで分配金目的の投資は可能か?

iシェアーズ MSCIコクサイETFは年2回の分配で、2014年12月31日時点での分配金利回りが2.64 %(税引前)となっています。分配金狙いの投資としては、満足できない分配回数ですし、利回り水準だと思います。

基本戦略は、長期分散投資の銘柄として活用して、補助的にインカムゲインが獲得できると考えた方が宜しいでしょう。

iシェアーズ MSCIコクサイETFを購入できる証券会社

海外に上場しているETFですから、下記のネット証券大手でのみ取引が可能です。

●手数料が最も安い証券会社マネックス証券
●その他、買付可能な証券会社SBI証券楽天証券

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