インドネシア全体をカバーする、iシェアーズMSCIインドネシアETF

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iシェアーズMSCIインドネシアETFは、どんな銘柄?

iシェアーズMSCIインドネシアETFは、MSCIインドネシア・インベスタブル・マーケット・インデックスに連動する投資成果を目指しているETFです。運用会社は、ブラックロック・ファンド・アドバイザーズです。

iシェアーズMSCIインドネシアETF(EIDO)


iシェアーズ MSCI インドネシア ETFは、インドネシア株式市場の時価総額上位99%と、ほとんど全部カバーしちゃうという、ある意味凄い銘柄です。インドネシアの市場を丸ごと手に入れる、という事ですね。

とは言え、特定の地域に投資する海外ETFの人気が高いのかというとそうでもなく、純資産総額も600億円程度と、小さい部類に入ります。コストも比較的高い方になりますね。

保有銘柄数は103と少ないですから、年間コストが安く、幅広い地域に分散投資している銘柄を積極的に活用すれば十分とも思えます。リーマンショック前までのパフォーマンスは比較的良好でしたが、近年は停滞気味の状況ですので、集中投資の難しさも痛感するようなETFです。

基本戦略としては、先進国、新興国の株式銘柄に広く分散投資可能なバンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)や、iシェアーズ MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス・ファンド(ACWI)をコアな銘柄として利用した上で、ポートフォリオに占めるインドネシアの比率を上げる目的で、このETFを活用するといった感じでしょうか。

(2015年2月16日公開)

iシェアーズMSCIインドネシアETFの基本情報

iシェアーズMSCIインドネシアETFの基本情報を下記に記します。取引に当たっては、証券会社のホームページにて、最新情報を取り寄せてください。

項目 内容 感想コメント
ティッカーコード EIDO -
上場市場

NYSE?Arca

-
信託期間 無期限(設定日:2010年5月5日) -
ベンチマーク

MSCIインドネシア・インベスタブル・マーケット・インデックス

-
決算日 年2回(6・12月) -
売買単位 1株 -
最低購入単価 1株 27.23ドル円(2015/2/5時点) 3,267円相当 ※
信託報酬 年0.61%(税抜) 高いです
月間出来高 1,530万株 -
純資産総額 562百万ドル(2014年12月時点) 約674億円 ※
※1ドル=120円換算


●組み入れ構成銘柄

iシェアーズMSCIインドネシアETF(EIDO)の上位保有銘柄と業種別投資内訳

iシェアーズMSCIインドネシアETFに関しての、感想

iシェアーズMSCIインドネシアETFが連動を目指す「MSCIインドネシア・インベスタブル・マーケット・インデックス」は、インドネシアの株式市場全体の時価総額上位99%の株式のパフォーマンスを表します。つまり当ETFを1本利用するだけで、インドネシアの市場全体に投資します。

資源としてニッケルと錫の生産量は世界でトップクラスであり、銅や石炭や天然ガスの生産量も、世界のトップ10に入っています。 インドネシアは中国、インド、アメリカに次ぐ人口規模で、2億4000万人と世界第4位、過去10年間で約2割も増えており、2030年までにさらに1億人増えると予想され、人口が増え、働く人が多くなれば国も発展していきます。

歴史をさかのぼると、1998年のアジア通貨危機で経済成長率が-13.13%まで落ち込みましたが、徐々に回復して、2000年以降は4.5%の成長率となっていました。近年では6%程度の成長を続けていますが、2009年にリーマンショックで4%まで下がっても、その年以降はまた、6%の水準となっています。

iシェアーズMSCIインドネシアETF(EIDO)の基準価額の推移


実際にパフォーマンスを見てみると、リーマンショック前までは、なだらかな上昇トレンドを示していましたが、リーマンショック以降のパフォーマンスは優れないようですね。回復具合も中途半端で、近年では停滞しているようです。

このような状況ですが、現在の経済水準はインドネシアの人口に対して経済規模は低い状態です。今後を考えれば、長期的にはさらなる成長に期待を持てる国ではないでしょうか。

iシェアーズMSCIインドネシアETFで分配金目的の投資は可能か?

iシェアーズMSCIインドネシアETFは年に2回の分配方針で、2014年12月17日時点での分配金利回りが1.32 %(税引前)となっています。

成長性の見込める銘柄ですから分配金は補助的に考えて、長期的にキャピタルゲインを狙うような長期分散投資で活用するのが良いかと思います。

iシェアーズMSCIインドネシアETFを購入できる証券会社

海外に上場しているETFですから、下記のネット証券大手でのみ取引が可能です。

●手数料が最も安い証券会社マネックス証券
●その他、買付可能な証券会社SBI証券楽天証券

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