米国の超優良企業だけで構成する、SPDRダウ工業株平均ETF

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SPDRダウ工業株平均ETFは、世界最大規模のETFだ!

SPDRダウ工業株平均ETFは、ダウ・ジョーンズ工業株価平均(ダウ平均株価)に連動する投資成果を目指している、インデックス運用のETFです。運用会社は、ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズです。

SPDRダウ工業株平均ETF(DIA)


米国の超優良企業に的を絞って投資をしたい場合に、活用できるETFです。ベンチマークであるダウ・ジョーンズ工業株価平均は、古くからある有名な米国の株価指数ですから安定感は高いでしょう。

純資産総額や出来高も、問題ないくらい大きいです。気になるのは30銘柄という分散度合いです。徹底的に分散投資をしたい場合は、米国の代表的な500銘柄に分散投資している、バンガード・S&P500ETF(VOO)も、比較検討して良いかと思います。

売買手数料という意味では、国内ETFであるNEXT FUNDSダウ・ジョーンズ工業株30種平均株価連動型上場投信を利用するのもアリです。(国内ETFのほうが、海外ETFよりも売買手数料は安い)

国内ETFでもっと分散度合いを高めたいときは、カブドットコム証券でフリーETFとして買い付けでき、売買手数料が無料になる、SPDR S&P500 ETF(1557)を利用するのも良いでしょう。

なお、本銘柄は大型株ETFですから、パフォーマンとしてはちょっと物足りないです。その場合は、米国の小型株に投資しているバンガード・スモールキャップETF(VB)iシェアーズ・コア S&P 小型株 ETF(IJR)あたりを利用すると、運用成績の底上げにつながると思います。

最後に、本ETFは年間の分配回数が12回、つまり毎月分配型です。利回り水準が低いですから、分配金狙いの投資として利用したい場合は、株価暴落時に購入すれば良いかと思います。

(2015年1月21日更新)

SPDRダウ工業株平均ETFの基本情報

SPDRダウ工業株平均ETFの基本情報を下記に記します。取引に当たっては、証券会社のホームページにて、最新情報を取り寄せてください。

項目 内容 感想コメント
ティッカーコード SPY -
上場市場

NYSE Arca

-
通貨 米ドル -
信託期間 無期限(設定日:1998年1月14日) -
ベンチマーク ダウ平均株価 -
決算日 年12回 毎月分配です
売買単位 1株 -
最低購入単価 1株 174.67ドル円(2015/1/16時点) 20,960円相当 ※
信託報酬 年0.0945%(税抜) 非常に安い
月間出来高 15,383万株 -
純資産総額 12,114百万ドル(2014年12月時点) 1兆4536億円と超多い ※
※1ドル=120円換算


●組み入れ構成銘柄

SPDRダウ工業株平均ETF(DIA)の組み入れ上位銘柄と業種別構成比率

SPDRダウ工業株平均ETFに関する、管理人の感想

SPDR ダウ工業株平均ETFが連動を目指すダウ平均株価は、米国の優良な30銘柄の企業群で構成されています。つまり超優良大企業の集まりという事ですね。

組み込み上位銘柄を見ると、VISAカードで有名なVISAや、ビジネス用のコンピュータ製品を提供するIBM、世界最大級の金融グループであるゴールドマンサックス、皆さんお馴染みのマクドナルドまで幅広い銘柄が並びます。

気になるのは、30銘柄で分散が十分なのかという点です。という事でアメリカ市場のパフォーマンスを表すというS&P500指数(こちらは500銘柄に分散投資) と運用パフォーマンスを比較したものが下記となります。

SPDRダウ工業株平均ETF(DIA)とS&P500の運用成績比較
赤線がS&P500指数、青線が当ETF)


過去10年間の傾向を見ると、似たり寄ったりの成績となっています。このあたりは好みの問題になると思います。コストを最重視するのであれば、低コスト(年率0.05%と本ETFの1/3以下)でS&P500指数に連動するバンガード・S&P500ETF(VOO)を採用しても良いかと思いますし、米国の優良30銘柄が安心と思うのであればSPDR ダウ工業株平均ETFを利用しても良いでしょう。

ただし、どちらを選んでもパフォーマンは米国の平均的(平凡なという事でもある)なものとなります。サテライト的にポートフォリオの運用成績を底上げしたいのであれば、米国の小型株に集中投資するような海外ETFである、バンガード・スモールキャップETF(VB)を検討しても面白いです。

SPDRダウ工業株平均ETF(DIA)とVBの基準価額を比較
赤線がVB、青線が当ETF)


SPDR ダウ工業株平均ETF(DIA)は、すでに大企業に成長した企業群で構成されていますので、小型株中心のバンガード・スモールキャップETF(VB)などに比べると、基準価額の大幅な上昇は期待しにくいと思われます。本ETFは値動きの安定度や、わかりやすさ重視する方に適した銘柄と言えます

SPDRダウ工業株平均ETFで分配金目的の投資は可能か?

SPDRダウ工業株平均ETFは、年12回の分配方針つまり、毎月分配型の海外ETFです。分配金利回りは2.0 %(税引前)です。毎月分配型でインデックスタイプ、しかもコストが0.17%と、凄い時代になったものです

ただし分配金狙いの投資として、分配回数は非常に魅力的ですが、現段階の利回りが、ちと低い水準ですね。

もしも、本銘柄を活用したいのであれば、相場が大暴落して価格が非常に安くなったような時期に資金を投入しないと、キャピタルロス(銘柄の価格低下による損失)で大きなダメージを受ける可能性もあるため、注意が必要です。分配金狙いとしては、難しい銘柄ですね。

SPDRダウ工業株平均ETFを購入できる証券会社

海外に上場しているETFですから、下記のネット証券大手でのみ取引が可能です。

●手数料が最も安い証券会社マネックス証券
●その他、買付可能な証券会社SBI証券楽天証券

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