長期分散投資には不向きな、NEXT FUNDS NOMURA原油インデックス連動型上場投信

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NEXT FUNDS NOMURA原油インデックス連動型上場投信の評価はどうなの?

NEXT FUNDS NOMURA原油インデックス連動型上場投信は、「NOMURA原油ロングインデックスの円換算」の変動率に連動するETFです。運用会社は、野村アセットマネジメント株式会社です。

NEXT FUNDS NOMURA原油インデックス連動型上場投信(証券コード:1699)


本ETFの最大のポイントは、コモディティの一つである原油に対して、国内取引所で簡単に投資可能な点でしょう。「NOMURA原油ロングインデックスの円換算」に連動する成績を目指すETFですが、実は「WTI原油先物価格の円換算」と、ほぼ同等のパフォーマンスを示しています。(というか、WTI原油先物を使って取引しているので当然か・・・)

コストを考慮すると、WTI原油価格連動型上場投信(1671)よりは、扱いやすいかと思いますね。ただし,
コモディティ関連銘柄はデイトレード・スイングトレードのような短期の売買か、中期的な売買で利用するべきでしょう。

銘柄の特徴として、世界経済の成長に伴って持続的に価格が上昇する類ではないため、長期分散投資として検討するのにはお勧めできません。

先進国全体に投資可能なMAXIS海外株式(MSCIコクサイ)上場投信(1550)や、iシェアーズ 先進国株ETF(MSCIコクサイ)(1581)、上場インデックスファンド海外先進国株式 (MSCI-KOKUSAI)(1680)を無難に利用するのがベストな選択肢かと思います。

(2015年4月29日公開)

NEXT FUNDS NOMURA原油インデックス連動型上場投信の基本的な知識

NEXT FUNDS NOMURA原油インデックス連動型上場投信(証券コード:1699)の概要は、次の通りです。

項目 内容 感想コメント
証券コード 1699 -
上場市場 東京証券取引所 -
信託期間 無期限(設定日:平成22年5月13日) -
決算日 年1回(決算日:毎年2月の10日) 分配金はありません
売買単位 10口 -
最低購入単価 10口 6,790円(2015/4/23時点) -
信託報酬 年0.5%(税抜) -
信託財産留保額 0.05% -
純資産総額 338億円(2015年4月時点) -


●組み入れ銘柄構成

NEXT FUNDS NOMURA原油インデックス連動型上場投信(証券コード:1699)のポートフォリオ

NEXT FUNDS NOMURA原油インデックス連動型上場投信、管理人の感想は?

コモディティの一つである、原油価格に連動する運用成績を目指す、NEXT FUNDS NOMURA原油インデックス連動型上場投信のベンチマークは、「NOMURA原油ロングインデックス」です。

原油価格の国際的な三大指標は、ブレント原油価格、WTI原油価格(アメリカの原油価格の指標)、ドバイ原油価格(アジアの指標)なのですが、NOMURA原油ロングインデックスの位置づけは、分かりづらいです。どれに近いのか、よく分かりません。

実際に保有している銘柄を見ると、「WTI原油先物」なので、WTI原油先物価格に連動するWTI原油価格連動型上場投信(1671)と過去2年間で比較した結果がコチラ。

NEXT FUNDS NOMURA原油インデックス連動型上場投信(1699)とWTI原油価格連動型上場投信(1671)との基準価額の推移の比較


ほとんど同等のパフォーマンスを示していますね。ベンチマーク名は異なりますが、現状はどちらも、WTI原油価格に連動する運用成績を目指すETFと考えて良いと思います。参考までに、過去5年間で比較しても、同じような傾向を示していました。

コモディティの1つである原油についての解説は、WTI原油価格連動型上場投信(1671)の記事を参考にして頂きたいのですが、簡単に言うと長期分散投資のような運用には向いていません。

世界経済の成長を利益に変えるのであれば、コモディティ関連のような銘柄ではなくて、例えば先進国全体に投資可能なMAXIS海外株式(MSCIコクサイ)上場投信(1550)などを利用される事をお勧めします。NEXT FUNDS NOMURA原油インデックス連動型上場投信(1699)とMAXIS海外株式(MSCIコクサイ)上場投信(1550)との基準価額の推移の比較
青線:当ETF、赤線:MAXIS海外株式(MSCIコクサイ)上場投信)

NEXT FUNDS NOMURA原油インデックス連動型上場投信を購入できる証券会社

東京証券取引所に上場しているETFですから、下記ネット証券会社をはじめ、国内証券会社すべてで取引が可能です。

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