テクニカル重視の売買でのみ、活用するに値するのがWTI原油価格連動型上場投信

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WTI原油価格連動型上場投信の評価はどうなの?

WTI原油価格連動型上場投信は、「WTI原油先物価格の円換算」の変動率に連動するETFです。運用会社は、シンプレクス・アセット・マネジメント株式会社です。

WTI原油価格連動型上場投信(証券コード:1671)


WTI原油価格連動型上場投信の最大のポイントは、国内取引所で唯一、「WTI原油先物価格」に連動するETFであるという事でしょう。

原油価格は、身近な例でいうとガソリン価格とも関係が深く、意外と身近なコモディティ銘柄かと思います。ただし株式と違って、原油そのものが持続的に成長するような特性を持っていないために、長期分散投資には不向きな銘柄です。

長期分散投資は、世界経済の成長を利益に変える運用方法ですから、当銘柄を利用なさるよりは、先進国全体に投資可能で、フリーETFであるMAXIS海外株式(MSCIコクサイ)上場投信(1550)や、iシェアーズ 先進国株ETF(MSCIコクサイ)(1581)、上場インデックスファンド海外先進国株式 (MSCI-KOKUSAI)(1680)を検討したほうが良いでしょう。

敢えて当銘柄を購入する場合でも、短期~中期程度のスパンで、資金のごくごく一部を投入するくらいが良いのではないかと思います。

(2015年4月29日公開)

WTI原油価格連動型上場投信の基本的な知識

WTI原油価格連動型上場投信(証券コード:1671)の概要は、次の通りです。

項目 内容 感想コメント
証券コード 1671 -
上場市場 東京証券取引所 -
信託期間 無期限(設定日:平成21年7月31日) -
決算日 年2回(決算日:毎年1・7月の各15日) 分配金はありません
売買単位 1口 -
最低購入単価 1口 4,170円(2015/4/23時点) -
信託報酬 年0.85%(税抜) 高いです
信託財産留保額 - -
純資産総額 436億円(2015年4月時点) -


●組み入れ銘柄構成

WTI原油価格連動型上場投信(1671)のポートフォリオ

WTI原油価格連動型上場投信、管理人の感想は?

国内ETFで唯一、「WTI原油先物価格」に連動する運用成績を目指す貴重なETFです。日本円換算のWTI原油先物価格になる点は、少々注意が必要だと感じますね。

コモディティの一つである原油は、株式と違って、成長が見込まれるために価格が上昇する類のものではありません。(原油を保有すると価値が上がって、原油の体積が増えたりしませんよね)

原油価格自体は、基本的に需要と供給のバランス、つまり市場原理で決定される上に、世界中の機関投資家による投機的な資金でも激しく上下動する、予測困難な対象でもあります。

このような特徴を考慮すると、長期分散投資のように、世界経済の長期的な成長と共に価格が上昇するのを前提とするタイプの投資には、お勧めできません。

実際に、過去7年程の年間収益率を確認してみると、世界経済は回復傾向で上昇しているのに、原油価格としてはイマイチなパフォーマンスを示している状況です。

WTI原油価格連動型上場投信(証券コード:1671)の年間収益率の推移


具体的に、日本を除く先進国全体に投資可能なMAXIS海外株式(MSCIコクサイ)上場投信と比較してみると、原油価格の動向の予測が非常に難しい事がよく分かります。

WTI原油価格連動型上場投信と、MSCIコクサイインデックスとの価格推移


WTI原油価格連動型上場投信を利用なさるのであれば、デイトレード・スイングトレードのような短期的な売買や、中期の投資のような、テクニカルトレードの技術を要するような運用で活用なさった方が良いと思います。

WTI原油価格連動型上場投信を購入できる証券会社

東京証券取引所に上場しているETFですから、下記ネット証券会社をはじめ、国内証券会社すべてで取引が可能です。

手数料が安い証券会社SBI証券ライブスター証券マネックス証券楽天証券
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