分配金利回り目的の投資向け、iシェアーズ米国高配当株ETF(モーニングスター配当フォーカス)

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iシェアーズ米国高配当株ETF(モーニングスター配当フォーカス)はどうか?

iシェアーズ米国高配当株ETF(モーニングスター配当フォーカス)は、「モーニングスター配当フォーカス指数」に連動する運用成績を目指すETFです。運用会社は、ブラックロック・インクです。

iシェアーズ米国高配当株ETF(モーニングスター配当フォーカス)


本銘柄は、長期的に高配当が見込める75銘柄の米国籍企業群で構成されているだけあって、S&P500指数の2倍程度の分配金利回りを叩き出します。魅力的に感じますが、近年の株価水準だと利回りが低く魅力が薄れています。株価暴落時に分配金狙いの銘柄として採用を検討した方が良いかと思います。

なおキャピタルゲインを期待するような株価上昇が著しく大きい訳ではないので、運用成績を底上げするようなサテライト戦略では役不足です。加えて、流動性である出来高が少ない点が残念な所ですね。キャピタルゲインを無難に狙うのであれば、フリーETFでもあるSPDR S&P500R ETF(1557)の方がコストも安く良いかと思います。

(2015年1月16日公開)

iシェアーズ米国高配当株ETF(モーニングスター配当フォーカス)(証券コード:1587)の基本的知識

iシェアーズ米国高配当株ETF(モーニングスター配当フォーカス)(証券コード:1587)の概要は、次の通りです。

項目 内容 感想コメント
証券コード 1587 -
上場市場 東京証券取引所 -
信託期間 無期限(設定日:2013年12月5日) -
決算日 年4回(決算日:毎年3、6、9、12月) -
売買単位 1口 -
最低購入単価 1口 9,260円(2015/1/9時点) -
信託報酬 年0.12%(税抜) 安いです
信託財産留保額 不明 -
純資産総額 6,137億円(2015年1月時点) 多いです


●組み入れ銘柄構成

iシェアーズ米国高配当株ETF(モーニングスター配当フォーカス)の業種別内訳や組み入れ上位10銘柄

iシェアーズ米国高配当株ETF(モーニングスター配当フォーカス)に関する、管理人の評価や感想は?

モーニングスター配当フォーカス指数とは聞きなれない指数ですが、米国のモーニングスター社が算出する指数で、全米国籍企業(NYSE, NASDAQ上場銘柄)の中で、財務の健全性が高く、平均以上の配当金が長期的に見込める、75銘柄の米国籍企業で構成されています。

実際に米国の代表的な株価指数である、S&P500の平均的な利回りと比較すると、常に2倍程度高い水準になっています。株式系のインカムゲイン狙いとしては、最適なETFとなりますね。

モーニングスター配当フォーカス指数の配当利回り推移


ではキャピタルゲインである株価の動きは?と思いまして、S&P500指数と、米ドル建ての iシェアーズ・コア 米国高配当株式ETF(この海外ETFを我々投資家が日本円で売買できるように、iシェアーズ 米国高配当株ETFが設定されています)を比較してみました。

米ドル建ての iシェアーズ・コア 米国高配当株式ETFとS&P500指数の値動きの推移
黄色い線がS&P500指数、緑線が本ETFです)


なんとも言えないところですが、過去4年程度の株価の動きを見てみると、甲乙付けがたい状況となっています。基本戦略的には、インカムゲインを狙う銘柄として利用する事になりますね。サテライト的に運用成績を底上げする使い方としては、微妙な感じが致します。

iシェアーズ米国高配当株ETF(モーニングスター配当フォーカス)で、どのくらいの分配金となるか?

iシェアーズ 米国高配当株ETF(モーニングスター配当フォーカス)分配金の利回りは1.76%(2014年11月28日時点)です。年間に4回の分配金を出すタイプです。分配金狙いの投資対象としては良いですね。

ただし利回りが現時点では、想像よりも低いです。同様のベンチマークに連動する海外ETFの、iシェアーズ・コア 米国高配当株式ETF(HDV)の利回りが3.2%(2015年1月8日時点)です。

実は本ETFのような国内ETF(JDR型)と海外ETFでは、現地課税額が違うのです。正直、分配金狙いの投資であれば海外ETFであるiシェアーズ・コア 米国高配当株式ETF(HDV)を、直接買い付け方が良いですね。(マネックス証券などで購入できます)

⇒参考コラム:国内ETF(JDR型)と海外ETFの分配金利回りが違う理由

iシェアーズ米国高配当株ETF(モーニングスター配当フォーカス)を購入できる証券会社

東京証券取引所に上場しているETFですから、下記ネット証券会社をはじめ、国内証券会社すべてで取引が可能です。ただし、売買手数料を考えると、下記いずれかになります。

10万円未満手数料無料松井証券
手数料が安い証券会社SBI証券ライブスター証券マネックス証券楽天証券
           岡三オンライン証券GMOクリック証券カブドットコム証券
手数料が高い証券会社野村證券大和証券SMBC日興証券

信用取引手数料はコチラをご覧ください(順位が大きく異なります)


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