S&P500に常に負けている、iシェアーズ米国超大型株ETF(S&P100)

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iシェアーズ米国超大型株ETF(S&P100)は個人投資家にとってどうか?

iシェアーズ米国超大型株ETF(S&P100)は、「S&P100指数」に連動する運用成績を目指す、インデックス運用型のETFです。運用会社は、ブラックロック・インクです。

iシェアーズ米国超大型株ETF(S&P100)


米国の時価総額上位100銘柄で構成される指数である、S&P100に連動するタイプのETFですが、そもそもS&P100の運用成績は、S&P500に過去5年間にわたって常に惨敗している状況です。米国超大型株と聞くと、何となく安定していて安心感があるのですが日本の大企業と同じで株価の上昇するパワーという意味では、価値をあまり見込めないと感じます。

サテライト的に運用成績を底上げしたい場合は、小型株や新興企業に特化しているETFを利用する方が良いでしょう。または米国の企業に丸ごと投資可能な、S&P500に連動するSPDR S&P500R ETF(1557)あたりに投資する方が無難な選択になります。

なお銘柄としての流動性が非常に悪いです。出来高が非常に少ないという事です。もしも投資をご検討される場合は、本件も注意した方が良いですね。

(2015年1月16日公開)

iシェアーズ米国超大型株ETF(S&P100)(証券コード:1587)の基本的知識

iシェアーズ米国超大型株ETF(S&P100)(証券コード:1587)の概要は、次の通りです。

項目 内容 感想コメント
証券コード 1587 -
上場市場 東京証券取引所 -
信託期間 無期限(設定日:2000年10月23日) -
決算日 年4回(決算日:毎年3、6、9、12月) -
売買単位 1口 -
最低購入単価 1口 10,970円(2015/1/9時点) -
信託報酬 年0.2%(税抜) まあ安いほう
信託財産留保額 不明 -
純資産総額 5981億円(2014年12月時点) 世界全体で


●組み入れ銘柄構成

iシェアーズ米国超大型株ETF(S&P100)の業種別と組み入れ上位10銘柄の比率

iシェアーズ米国超大型株ETF(S&P100)に関する、管理人の評価や感想は?

iシェアーズ 米国超大型株ETF(S&P100)は、その名の通り米国の超大型株の集まりです。基本的に米国というセクターに投資をしたい場合は、S&P500をベンチマークとする銘柄、SPDR S&P500R ETF(1557)や、上場インデックスファンド米国株式(S&P500)(1547)を利用すべきです。

あえてS&P500以外の銘柄を買うとなれば、サテライト的な利用方法になり、かつ運用成績が良くなりそうな銘柄を採用したいところです。

そもそも本ETFのベンチマークであるS&P100指数(?国スタンダード&プアーズ社が算出)は、米国籍企業の中から時価総額の上位銘柄100銘柄で構成されていますが、基本的に大企業の株価は値動きが緩やかです。そこでベンチマーク同士の運用成績を比較して見てみましょう。

S&P500とS&P100の過去5年の値動きの比較
黄色い線がS&P500、緑線がS&P100指数です)


やはり予想通り、過去5年間の上昇相場では、S&P 500に運用成績で常に大敗しているようです。日本同様に、米国の超大型株の運用成績も、あまり期待できないと言う事でしょう。このような背景を考慮すると、サテライト的にiシェアーズ 米国超大型株ETF(S&P100)を利用するメリットは無いかなと感じます。

iシェアーズ米国超大型株ETF(S&P100)で、分配金をもらうことは可能か?

iシェアーズ米国超大型株ETF(S&P100)分配金の利回りは、1.06%(2014年11月28日時点)です。年間に4回の分配金を出すタイプです。 回数的には、分配金狙いの投資銘柄として検討したいところですが、いかんせん利回りが低いです。S&P500に連動するETF、SPDR S&P500 ETFの、1.55%(2014年11月28日時点)よりも低いです。

超大型株の集まりだから利回りが高い訳ではないですね。米国株式の高利回りを狙いたいのであれば、iシェアーズ 米国高配当株ETF(モーニングスター配当フォーカス)(1589)の方が良いでしょう。

iシェアーズ米国超大型株ETF(S&P100)を購入できる証券会社

東京証券取引所に上場しているETFですから、下記ネット証券会社をはじめ、国内証券会社すべてで取引が可能です。ただし、売買手数料を考えると、下記いずれかになります。

10万円未満手数料無料松井証券
手数料が安い証券会社SBI証券ライブスター証券マネックス証券楽天証券
           岡三オンライン証券GMOクリック証券カブドットコム証券
手数料が高い証券会社野村證券大和証券SMBC日興証券

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