イマイチ、活用方法が分からない、MAXISトピックスリスクコントロール(5%)上場投信

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MAXISトピックスリスクコントロール(5%)上場投信の評価はどう?

MAXISトピックスリスクコントロール(5%)上場投信(愛称:NISA向けリスコン5)MAXISトピックスリスクコントロール(5%)上場投信(愛称:NISA向けリスコン5)は、「TOPIXリスクコントロール指数(ボラティリティ5%)」に連動する運用成績を目指すETFです。運用会社は、三菱UFJ投信株式会社です。

このETF、エンハンスト型と言って、通常のインデックス運用のETFよりも、ややアクティブにリターンを高くとれるように運用することを目指しているのですが・・・、

MAXISトピックスリスクコントロール(5%)上場投信の存在そのものだけでなく、指数自体の存在意義までも、イマイチよく分からないです

ボラリティが高くなると現金比率を下げるとありますが、そのために信託報酬という名のコストを余計に払う必要があるのか?と感じるからです。

長期分散投資の場合は、長期間でゆったりと資産を増やしていくために、年に1回程度のリバランスで十分ですね。そう考えると、個別にTOPIXの個別銘柄や現金を、自分のリスク許容度に合わせて調整する事で十分事足りると思います。

出来高も非常に少ないですし、そもそも価格変動が分かりづらいために、短期トレードにも利用できませんね。加えて分配利回りも非常に低いため、ポートフォリオの一部にすら組み入れる必要はまったく無いかと思います

ベンチマークとの乖離も大きく、良いところが見当たらない残念な銘柄です。唯一のメリットはフリーETFに指定されており、カブドットコム証券では売買手数料無料で購入可能出来る点です。しかし、投資する意欲がわかない残念なETFとなっています。 もう少々投資家が喜ぶ銘柄を、フリーETFに選定して欲しいものです。

(2014年12月13日公開)

MAXISトピックスリスクコントロール(5%)上場投信(証券コード:1567)の基本的知識

MAXISトピックスリスクコントロール(5%)上場投信(証券コード:1567)の概要は、次の通りです。

項目 内容 感想コメント
証券コード 1567 -
上場市場 東京証券取引所 -
信託期間 無期限(設定日:2012年2月22日) -
決算日 年2回(決算日:毎年1、7月16日) -
売買単位 10口 -
最低購入単価 10口 11,420円(2014/12/17時点) -
信託報酬 年0.24%(税抜) -
信託財産留保額 なし -
純資産総額 3億円(2014年12月時点) 超・少ないです


●組み入れ銘柄構成

MAXISトピックスリスクコントロール(5%)上場投信の組み入れ銘柄

TOPIXとの価格推移を比較してみた

エンハンスト型ETFと聞くと、イマイチ何をやっているか理解できません。。簡単に概要を説明すると、値動きが激しくなると現金を多めにして、値動きが緩やかになると株式比率を大きくする仕組みです。


エンハンスト型ETFの仕組み


一瞬、ひふみ投信のように「守りながら増やす」運用を、低コストで実現できるのかなと思いましたが、下記のチャートを見ると、そんな事は無いですね・笑

MAXISトピックスリスクコントロール(5%)上場投信とトピックスの対比


長期分散投資では、ボラティリティの大きい(リスクの大きい)銘柄とボラティリティの小さい銘柄(債券や現金←現金はゼロ) の配分調整によって、資産全体の、ボラティリティの大きさを調整します。

投資期間が長くなると、価格変動の影響で銘柄の配分比率が変わりますから、リバランス(債券や現金の比率を変える)を定期的に行って、資産全体のボラティリティの大きさを再調整します。

このETFは、少なくともリスク資産と現金の比率に関してのリバランスを自動的に行っている訳ですが、 年間に0.05%も経費をかけてリバランスしたところで、運用成績が良くなる訳ではありません。

通常の、完全なインデックス運用のETFよりも高いリターンを目指しておきながら、上記のような体たらく。確かに価格の振れ幅は抑えられていますが、リターンがとてつもなく低かったら、投資する意味が全くありませんね。

分配金(配当金)目的の投資について

現在の分配金利回りは、0.11%(2014年12月16日時点)です。年間2回の分配方針のETFです。分配金の利回りをご覧になるとご理解頂けると思いますが、非常に低い水準です。株式投資部分の比率が非常に少なく、現金の比率が多いからでしょう。

利回り水準だけで見ると、ネット専業銀行の定期預金がマシです。分配金を目的とした投資には利用できない銘柄だと言えます。

MAXISトピックスリスクコントロール(5%)上場投信の分配金利回り

購入できる証券会社はここ

東京証券取引所に上場しているETFですから、下記ネット証券会社をはじめ、国内証券会社すべてで取引が可能です。ただし、売買手数料を考えると、下記いずれかになります。なおフリーETFに指定されていますから、カブドットコム証券では買付金額に関わらず常に売買手数料は無料です。

常時手数料無料カブドットコム証券
10万円未満手数料無料松井証券
手数料が安い証券会社SBI証券ライブスター証券マネックス証券楽天証券
           岡三オンライン証券GMOクリック証券
手数料が高い証券会社野村證券大和証券SMBC日興証券

信用取引手数料はコチラをご覧ください(順位が大きく異なります)


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