ダウ・ジョーンズ工業株30種平均株価連動型上場投信について

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ダウ・ジョーンズ工業株30種平均株価連動型上場投信は個人投資家にとってどうか?

ダウ・ジョーンズ工業株30種平均株価連動型上場投信(愛称:NYダウ30種ETF)は、「日本円換算したダウ・ジョーンズ工業株30種平均株価」に連動する運用成績を目指すETFです。運用会社は、野村アセットマネジメント株式会社です。

NEXT FUNDS ダウ・ジョーンズ工業株30種平均株価連動型上場投信


本ETFを購入することで、米国の超有名な30社の大企業に分散投資をする事が可能です。最低購入単価も2万円程度ですから、取り扱いやすいです。流動性を示す出来高も、米国に投資可能な国内ETFの中では、まあ多い方です。

ですが残念ながら、超有名企業の株価は冴えないという格言通り、S&P500種指数に成績で負けている現状で、サテライト的な銘柄としてお勧めできません。

米国エリアに投資して運用成績の底上げをしたいのであれば、米国の小型株に投資可能なiシェアーズ 米国小型株ETF(ラッセル2000)や米国のベンチャー企業に投資可能なNEXT FUNDS NASDAQ-100 連動型上場投信 《愛称》NASDAQ-100 ETFがお勧めです。

加えて、分配金の利回りも低い部類に入りますので、米国株式銘柄で高分配を狙うのであれば、iシェアーズ 米国高配当株ETF(モーニングスター配当フォーカス)の購入を検討すれば良いかと思います。

(2015年1月17日公開)

NEXT FUNDS ダウ・ジョーンズ工業株30種平均株価連動型上場投信(証券コード:1546)の基本的知識

ダウ・ジョーンズ工業株30種平均株価連動型上場投信(愛称:NYダウ30種ETF)(証券コード:1546)の概要は、次の通りです。

項目 内容 感想コメント
証券コード 1546 -
上場市場 東京証券取引所 -
信託期間 無期限(設定日:平成22年8月13日) -
決算日 年1回(決算日:毎年8月10日) -
売買単位 1口 -
最低購入単価 1口 21,060円(2015/1/9時点) 若干高額
信託報酬 年0.45%(税抜) やや高め
信託財産留保額 0.3% -
純資産総額 94億円(2015年1月時点) 少ないです


●組み入れ銘柄構成

NEXT FUNDS ダウ・ジョーンズ工業株30種平均株価連動型上場投信の業種別配分と上位10銘柄

NEXT FUNDS ダウ・ジョーンズ工業株30種平均株価連動型上場投信に関する、管理人の評価や感想は?

ダウ・ジョーンズ工業株30種平均株価連動型上場投信(愛称:NYダウ30種ETF)のベンチマークである、ダウ・ジョーンズ工業株30種平均株価は、米国で有名な大企業(運輸株、公共株は除きます)の30銘柄で構成されている代表的な指数です。

組み入れ銘柄を見ると、VISAカードで有名なVISAや、ゴールドマンサックス、航空機製造メーカーのボーイングなど、我々日本人でも、名を聞けば分かるような企業群ばかりです。

アメリカの超有名(名門)企業の集まりであれば、運用成績は良いのか?  実際にアメリカ市場のパフォーマンスを示すと言われるS&P500種指数と比較してみたのが下記です。

ダウ平均株価とS&P500指数の過去の運用成績の推移
黄色い線がダウ・ジョーンズ工業株30種平均株価、緑線がS&P500です)


過去5年間の運用成績を見ると、NYダウ工業株30種よりも、S&P 500種の方が良好な結果ですね。やはり、超有名企業=大企業となり、株価のパフォーマンスとしては優れないという事でしょうか。管理人の感覚的には、米国に投資するサテライト的な銘柄としても、利用することは無いなと感じます。

競合する国内ETFとの比較・検討

記事執筆段階で、ダウ・ジョーンズ工業株30種平均株価に連動する運用成績を目指すETFは、2銘柄だけです。 比較表をご覧になればご理解頂ける通り、信託報酬や出来高が競合ETFを凌駕していますので、どちらが良いのかと聞かれたら間違いなく、NEXT FUNDS ダウ・ジョーンズ工業株30種平均株価連動型上場投信を利用した方が良いと言えるでしょう。

ETFの名称&証券コード 信託報酬 純資産総額 出来高
NEXT FUNDS ダウ・ジョーンズ工業株30種平均株価連動型上場投信(1546) 0.45% 94億円 3,247
Simple-X NYダウ・ジョーンズ・インデックス 上場投信 ※ 0.6% 15億円 350

※:米ドル建てのダウ・ジョーンズ工業株30種平均に連動するタイプ。結果的に円換したベンチマークに連動する運用成績を目指す

ダウ平均に連動する、一般の投資信託との比較

国内ETF同様に、インデックスファンド(非上場の投資信託)でダウ平均株価に連動する投資信託は数銘柄のみです。本ページでは、その中からコストの安い順に2銘柄をピックアップ致しました。

一覧表を見ると、インデックスファンドのコスト(信託報酬)は、現時点でETFに負けず劣らずの低コストを実現出来ており、ノーロードでも購入できる事を考慮すると、売買手数料の必要になるETFを利用する必要はないともと思えます

ETFのメリットは、個別株式同様に取引が可能で、様々な注文方式が使える点でもあります。逆指値注文など、投資信託では出来ない注文方法も存在しますので、ある程度の売買技術があって、スポット的に購入したい強い欲求があるならば、ETFの利用も有りかと思います。

ETFの名称orインデックスファンドの名称? 信託報酬? コスト(円) 純資産総額
10万円 100万円
NEXT FUNDS ダウ・ジョーンズ工業株30種平均株価連動型上場投信(1546) 0.45% 450 4500 94億円
SMT ダウ・ジョーンズ インデックス・オープン 0.5% 500 5000 15億円
eMAXIS NYダウインデックス 0.6% 600 6000 28億円

NEXT FUNDS ダウ・ジョーンズ工業株30種平均株価連動型上場投信で、分配金をもらえるか?

ダウ・ジョーンズ工業株30種平均株価連動型上場投信(愛称:NYダウ30種ETF)分配金の利回りは、0.77%(2014年11月28日時点)です。分配は年1回です。米国の超有名企業群の分配金利回りは、意外と低いのですね。管理人としては少々驚きです。

S&P500に連動する銘柄(例えば、SPDR S&P500R ETF(1557))の利回りは1.55%ですから、本ETFは残念な水準です。国内ETFの中で米国株に投資する銘柄では、iシェアーズ 米国高配当株ETF(モーニングスター配当フォーカス)(1589)が一番利回りが良く、1.76%ですから、こちらをお勧めします。

どのような銘柄を活用するにしろ、株式系銘柄は価格が上昇すると利回りが低下する傾向にありますので、暴落時などを狙って利用する方法がベストでしょう。

NEXT FUNDS ダウ・ジョーンズ工業株30種平均株価連動型上場投信を購入できる証券会社

東京証券取引所に上場しているETFですから、下記ネット証券会社をはじめ、国内証券会社すべてで取引が可能です。ただし、売買手数料を考えると、下記いずれかになります。

10万円未満手数料無料松井証券
手数料が安い証券会社SBI証券ライブスター証券マネックス証券楽天証券
           岡三オンライン証券GMOクリック証券カブドットコム証券
手数料が高い証券会社野村證券大和証券SMBC日興証券

信用取引手数料はコチラをご覧ください(順位が大きく異なります)


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