純金上場信託(金の果実)に関してのチェック

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純金上場信託(金の果実)・・・保有にメリットがあるのか、よく考えよう

純金上場信託(金の果実)は、「(グラム・円)単位の金の理論価格」に連動する運用成績を目指すインデックス型の国内ETFです。運用会社は、三菱UFJ信託銀行です。

純金上場信託(金の果実)


この純金上場信託(金の果実)を使う事で、有事に強い金を1口4,000円台から投資ができます。純資産総額が500億円を超えていますので、ETFとしての規模は問題ないと感じます。

また、一定口数を保有していれば現物の金とも交換できる仕組みは、とても嬉しいですね。金に投資できる国内ETFの中では、信託報酬が最も安いので、金の投資対象としておススメできます。

注意点としては、分配金を出さないETFとなりますので、配当金・分配金狙いの投資には適していません。また、有事に強いと言っても、金融危機が起きれば値動きが大きく変動します。

直近5年のパフォーマンスはマイナスですので、集中投資するのは問題があるとも感じます。ポートフォリオに組み込むのであれば、サテライト的な少額の資金が無難でしょう。

(2018年8月4日公開)


 

純金上場信託(金の果実)の基本的な知識

純金上場信託(金の果実)(証券コード:1540)の概要は、次の通りです。

項目 内容 感想コメント
証券コード 1540 -
上場市場 東京証券取引所 -
信託期間 無期限(設定日:2010年6月30日) -
決算日 年1回(毎年1月20日) 分配金はありません
売買単位 1口 -
最低購入単価 1口 4,215円(2018/8/4時点) -
信託報酬 年0.4%(税抜) -
信託財産留保額 - -
純資産総額 584億円(2018年4月時点) -


●組み入れ銘柄構成




純金上場信託(金の果実)、管理人の感想は?

金(ゴールド)に投資する最大のメリットは、価値がゼロにならないことでしょうか。株式や債券であれば、最悪、紙屑になり、価値がゼロになる可能性があります。しかし、金の価値は無くなりません。

なお「金は有事に強い」と言われていますが、個人的には価格変動幅はとても大きいと思います。2008年頃の金融危機前後では、約3,250円から約2,250円まで、金の価値が暴落しています。短期的には、基準価額の変動は大きくなることがあると思った方が良いでしょう。

また、2000年を起点にしたチャートを眺めた場合には、とても儲かる投資対象に見えます。しかし直近5年のパフォーマンスに注目すると、TOPIXが+65.87%に対して、純金上場信託(金の果実)は▲9.65%となっています。実に、アホらしいリターンに甘んじています。

有事に強い金ですし、価値が値上がりしているからと集中投資するのは、危険だと感じる状況です。金に投資する場合であっても、投資時期や資金量は分散した方が良いでしょう。

純金上場信託(金の果実)のパフォーマンス


なお、国内の取引所では、本ETF以外にも金に投資できるETFがあります。参考に、以下の3銘柄で基準価額の推移を比較してみました。

純金上場信託(金の果実)(1540):信託報酬0.4%
金価格連動型上場投資信託(1328):信託報酬0.5%(信託報酬以外に0.6%の経費が必要)
SPDRゴールド・シェア(1326):信託報酬0.4%

金ETFのパフォーマンス比較


2013年以降、基準価額の値動きに差が出てきている理由が良く分かりませんが、信託報酬が最も安い純金上場信託(金の果実)(1540)が一番無難だと思います。なお一定口数を保有してれば、現物の金を受け取ることも可能です。株式とは、違った楽しみがありそうです。

分配金(配当金)目的の投資について

設立以来、分配金は出していません。そもそも、金は保有していても利息を生むようなものではないので、分配金狙いの投資には全く適していません。というか、分配金は出ません。そのような投資対象から外すようにして下さい。

純金上場信託(金の果実)を購入できる証券会社

東京証券取引所に上場しているETFですから、下記ネット証券会社をはじめ、国内証券会社すべてで取引が可能です。

手数料が安い証券会社SBI証券ライブスター証券マネックス証券楽天証券
           岡三オンライン証券GMOクリック証券カブドットコム証券松井証券
手数料が高い証券会社野村證券大和証券SMBC日興証券

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