今のところ、投資にメリットを感じられない上場インデックスファンド日本経済貢献株(愛称:上場日本経済貢献)

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上場インデックスファンド日本経済貢献株(愛称:上場日本経済貢献)の総合的な評価

上場インデックスファンド日本経済貢献株は、「JPX/S&P 設備・人材投資指数」に連動する運用成績を目指すインデックス運用の国内ETFです。運用会社は、日興アセットマネジメント株式会社です。

上場インデックスファンド日本経済貢献株を使えば、TOPIX構成銘柄の中から、設備投資、人材への投資に積極的な企業群に集中して投資できます。

上場インデックスファンド日本経済貢献株(愛称:上場日本経済貢献)


ただ、構成銘柄が200以上もあり、上位は優良大企業で占められています。ここ数年はTOPIXと大差のない運用成績ですので、優位性があまりないETFです。

最低購入単価が2000円以下と安い点は、購入しやすいという意味では良いでしょう。ただ、分配金利回りも日本株式の平均的な水準ですし、基本はキャピタルゲインを狙う投資で採用することになるでしょう。

繰り返しになりますがTOPIXと大差のない運用成績ですので、サテライト的に扱う意味はあまりありません。パフォーマンスを高めたいならば、JASDAQ-TOP20上場投信や、マザーズ・コア上場投信を利用した方が良いでしょう。

(2018年7月22日追加)


 

上場インデックスファンド日本経済貢献株(証券コード:1481)の基本的知識

上場インデックスファンド日本経済貢献株(愛称:上場日本経済貢献)(証券コード:1481)の概要は、次の通りです。

項目 内容 感想コメント
証券コード 1481 -
上場市場 東京証券取引所 -
信託期間 無期限(設定日:2016年5月24日) -
決算日 年2回(決算日:毎年1、7月8日) 1回にしてほしい
売買単位 1口 -
最低購入単価 1口 1,576円(2018/7/7時点) -
信託報酬 年0.35%(税抜) -
信託財産留保額 なし -
純資産総額 32億円(2018年7月時点) 非常に少ない


●このETFのポートフォリオ

上場インデックスファンド日本経済貢献株(愛称:上場日本経済貢献)のポートフォリオ

上場インデックスファンド日本経済貢献株 (愛称:上場日本経済貢献)とは

上場インデックスファンド日本経済貢献株のベンチマークであるJPX/S&P 設備・人材投資指数は、会社の設備投資や人材の投資に積極的な企業群で構成されます。

会社経営では、人は重要な財産と言われています。人材への教育などに投資する会社の業績は伸びるので、株価も上昇するはずとの考えから投資を検討する事になるのでしょう。

まずは、ベンチマークに対する連動性をチェックしてみます。設立開始の2016年5月を起点にした運用成績は、ベンチマークよりも+1.76%の上方乖離となっています。連動性が良いとは思えませんが、JPX/S&P 設備・人材投資指数に投資したいならば、このETFを使わざるを得ません。

上場インデックスファンド日本経済貢献株(愛称:上場日本経済貢献)の基準価額とベンチマークとの差異


上場インデックスファンド日本経済貢献株は、TOPIXの構成銘柄の中から、「設備投資の成長性」「設備投資の効率性」「人材投資の充実度」の3つの視点から優良だと選抜された企業が選ばれます。

現時点での組入上位銘柄は、トヨタ自動車、本田、花王、資生堂、NTTドコモなど、ほとんどが知名度抜群の超優良大企業ばかりです。直観的には、これでTOPIXよりもパフォーマンスが良くなるのかと不安になります。




そこで、TOPIXに連動するETF、MAXISトピックス上場投信(1348)と運用成績を比較してみます。以下の比較チャートを見た感じであれば、直近の2年強では、上場インデックスファンド日本経済貢献株の優位性を見出せません。むしろTOPIXに負けている期間の方が長いです。

上場インデックスファンド日本経済貢献株(愛称:上場日本経済貢献)と、TOPIX連動型ETFとのリターン比較


国内株式に投資するならば、上場インデックスファンド日本経済貢献株よりも、MAXISトピックス上場投信(1348)を利用した方が良さそうです。

MAXISトピックス上場投信は、カブドットコム証券のフリーETFに指定されているので、購入手数料が無料で売買できて長期投資向きです。信託報酬を極限まで下げたいならば、iシェアーズ TOPIX ETF(1475)あたりでしょうか。

もしも国内株式セクターのパフォーマンスを高めたいならば、新興企業の小型株への投資も検討しても良いですね。JASDAQ-TOP20上場投信マザーズ・コア上場投信が候補となります。

ただし、これらのETFは、下落相場局面ではとんでもない暴落となりますので、サテライト的に取り扱い、多額の投資などは避けるべきです。大きな価格変動を許容できる、上級者向きとも言えます。

分配金(配当金)目的の投資について

上場インデックスファンド日本経済貢献株は年2回の分配で、2018年7月4日時点では1.82%の分配金利回りとなっています。配当金や分配金狙いの投資というより、キャピタルゲイン、つまり株価の値上がり益を狙う投資対象となりますので、分配金はオマケ程度に考えた方が無難です。

上場インデックスファンド日本経済貢献株(愛称:上場日本経済貢献)の分配金利回り

購入できる証券会社はここ

東京証券取引所に上場しているETFですから、下記ネット証券会社をはじめ、国内証券会社すべてで取引が可能です。ただし、売買手数料を考えると、下記いずれかになります。

10万円未満手数料無料松井証券
手数料が安い証券会社SBI証券ライブスター証券マネックス証券楽天証券
           岡三オンライン証券GMOクリック証券
手数料が高い証券会社野村證券大和証券SMBC日興証券

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