コストは低いものの、やや中途半端な感を免れないDIAM ETFトピックス

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DIAM ETFトピックス

DIAM ETFトピックスは、「東証株価指数(TOPIX)」に連動する運用成績を目指すETFの一つで、アセットマネジメントOne株式会社が運用しています。
DIAM ETFトピックス


国内市場の全体に年間コスト0.078%で幅広く分散投資ができる上に、1万円台からの小口で運用が始められるので、非常に素晴らしいETFです。ただ残念ながら、これに似たTOPIX連動タイプのETFが全部で6銘柄もあり、後発の本ETFの魅力は、今一つのインパクトに欠けます。

もちろん最安値水準のコストを実現しているのですが、同じく後発の「iシェアーズTOPIX ETF」に負けている状況です。分配金は、年2回出ます。インカムゲインを狙いながらもキャピタルゲインも期待できるのは魅力ある投資対象だとは思います。

ただし基本的な採用方法としては、長期投資目的でポートフォリオに加えた方が良いでしょうね。もちろん少額の資金に留めておいた方が無難です。

(2016年11月25日公開)

 

DIAM ETFトピックス(証券コード:1473)の基本的知識

DIAM ETFトピックス(証券コード:1473)の概要は、次の通りです。

項目 内容 感想コメント
証券コード 1473 -
上場市場 東京証券取引所 -
信託期間 無期限(設定日:2015年9月4日) -
決算日 年2回(決算日:1・7月の8日) -
売買単位 10口 -
最低購入単価 10口 14,500円(2016/11/22時点) -
信託報酬 年0.078%(税抜) コスト安い
信託財産留保額 なし -
純資産総額 585億円(2016年11月時点) -


●このETFのポートフォリオ

DIAM ETFトピックスのポートフォリオ

DIAM ETFトピックスについての管理人の具体的評価は?

冒頭に記したとおり、キャピタルゲイン(売却益)狙いの投資でも、年2回の定期的な分配金を得るための投資でも、どちらも一定の魅力があります。 ただし株式に投資する訳ですから、価格変動がとても大きいです。下記の年間収益を、ご覧ください。

リーマンショックが発生した2008年は、▲41.77%の運用益。つまり資産の4割が吹っ飛ぶ可能性もあります。2012~2015年は高パフォーマンスが続いたのですが、浮かれずに少額投資から参入すると、リスクを抑えながら資産形成ができると思います。

TOPIXの年間収益率の推移


DIAM ETFトピックスを含めた、計5銘柄のTOPIX連動型のETFと、値動きを比較してみました。下記チャートをご覧ください。

・DIAM ETFトピックス(1473)
MAXISトピックス上場投信(1348)
上場インデックスファンドTOPIX(1308)
ダイワ上場投信-トピックス(1305)
TOPIX連動型上場投資信託(1306)

TOPIXに連動するETFの基準価額の推移


こうして並べてみると、どれもほとんど値動きに変わりはありません。となると出来高や信託報酬を中心にしてに銘柄選定を行えば問題は無いでしょう。特にETFは基本的には自分の力で市場で買い付けるため、注文を出した時にいくらで約定するかも重要なポイントになります。

流動性が無いと狙った価格で約定しにくいため、純資産残高が多く、出来高の多い銘柄の中で、出来るだけ低コストのものを選ぶと良いでしょう。この点については、次の項をご覧いただくと、選ぶべき銘柄が見えてきます。

DIAM ETFトピックスと競合する国内ETFとの比較・検討

TOPIXに連動する国内ETFは、記事執筆時点で合計6銘柄です。DIAM ETFトピックスは、新設されたiシェアーズTOPIX ETFに次ぐ信託報酬の安さですが、出来高が少ない点が気になるところです。

コスト第一に考えるのであれば、現時点で最安値を達成しているiシェアーズTOPIX ETFにするか、信託報酬も安い上に、フリーETFカブドットコム証券では売買手数料無料)のMAXIS トピックス上場投信が長期分散投資向きです。

買いたい時に買えない、売りたい時に売れない不安を解消(=これが流動性と言われるものです)したく、第一に出来高を考慮するならば、TOPIX連動型上場投資信託がベストです。流動性が高いので、頻繁に売買する短期取引に利用するならば、これ一択になります。

ETFの名称&証券コード 信託報酬 純資産総額 流動性
DIAM ETFトピックス(1473) 0.078% 585億円 1,310
iシェアーズTOPIX ETF(1475) 0.06% 492億円 11,492
MAXISトピックス上場投信(1348) 0.078% 4,906億円 82,740
上場インデックスファンドTOPIX(1308) 0.088% 1兆9,250億円 714,600
ダイワ上場投信-トピックス(1305) 0.11% 1兆6,972億円 442,260
TOPIX連動型上場投資信託(1306) 0.11% 4兆4,116億円 1,851,860

分配金(配当金)目的の投資について

DIAM ETFトピックスは年2回の分配があり、2016年11月24日時点の分配金利回りは1.91%です。株式セクターの銘柄は、分配金であるインカムゲインを狙うよりも、株価の上昇益であるキャピタルゲインを狙う投資対象となります。

ただし株価が暴落すると、キャピタルロス(売買損失)が膨らんで、分配金の利益は吹っ飛びます。今のように株価が高値圏にあり、分配金利回りが非常に低下しているタイミングでの配当金・分配金狙いの投資には、慎重に臨みたいところだと思います。


DIAM ETFトピックスの分配金利回り

購入できる証券会社はここ

東京証券取引所に上場しているETFですから、下記ネット証券会社をはじめ、国内証券会社すべてで取引が可能です。ただし、売買手数料を考えると、下記いずれかになります。

10万円未満手数料無料松井証券
手数料が安い証券会社SBI証券ライブスター証券マネックス証券楽天証券
           岡三オンライン証券GMOクリック証券
手数料が高い証券会社野村證券大和証券SMBC日興証券

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