流動性で大きな問題があるDIAM ETF 日経225

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DIAM ETF 日経225の総合的な評価

DIAM ETF 日経225日経平均株価(日経225)に連動する運用成績を目指す、インデックス運用型のETFです。運用会社は、アセットマネジメントOne株式会社です。

DIAM ETF 日経225


日経平均株価指数に連動する国内ETFは乱立状態ですが、DIAM ETF 日経225は、後発組として信託報酬の安さで勝負してきています。ただし現時点では、最安値のSMAM日経225上場投信に次ぐコスト水準で、少々微妙な立ち位置です。

1口1~2万円から取引可能ですが、出来高がとても少なく、多額の資金で買い付けた場合に、想像以上に割高に購入する可能性がある点には、注意が必要だと感じます。分配金は年に2回、分配されます。出来高の観点からデイトレ・スイングトレードの短期トレードには、向いていません。

基本は、長期分散投資で利用する事になるでしょう。ただし、1度に買い付ける額が大きい場合は、出来高の大きな日経225連動型上場投資信託あたりを利用した方が無難です。

(2017年1月30日追加)


 

DIAM ETF 日経225(証券コード:1369)の基本的知識

DIAM ETF 日経225(証券コード:1369)の概要は、次の通りです。

項目 内容 感想コメント
証券コード 1369 -
上場市場 東京証券取引所 -
信託期間 無期限(設定日:2015年1月14日) -
決算日 年2回(決算日:1・7月の各8日) 1回にしてほしい
売買単位 1口 -
最低購入単価 1口 19,500円(2017/1/9時点) -
信託報酬 年0.155%(税抜) コスト的には問題無し
信託財産留保額 なし -
純資産総額 2,701億円(2017年1月時点) 少ない


●このETFのポートフォリオ

DIAM ETF 日経225のポートフォリオ

競合する国内ETFとの比較・検討

ベンチマークの日経平均株価指数でと、基準価額とベンチマークを比較してみます。下記チャートをご覧ください。

DIAM ETF 日経225のベンチマークと基準価額の対比


分配金再投資をした場合の基準価額がベンチマークを凌駕しているように見えますが、ベンチマークには配当が含まれていないのに対して、基準価額には配当をカウントしていますので、ベンチマークを上回る良好な成績を出しているという意味ではない点を、頭に入れておく必要が有ります。

実際、同じ指数をベンチマークとするETFの基準価額を比べてみると、以下のように、ほとんど同一の値動きをしているのが分かります。

DIAM ETF 日経225(1369)・・・本ETF
ダイワ上場投信-日経225(1320)
日経225連動型上場投資信託(1321)
上場インデックスファンド225(1330)

DIAM ETF 日経225と同じ日経平均をベンチマークとするETFとの対比


だからと言って、安易に本ETFに飛びつくのは危険です。というのも、あまりにも出来高が少なく、流動性に問題があるので、希望する価格で注文が執行されにくいはずです。本ETFは、出来高が多くなってからの利用まで、しばらく様子見のスタンスで良いと思います。

ETFの名称&証券コード 信託報酬 純資産総額 出来高
SMAM日経225上場投信(1379) 0.14% 314億円 10
DIAM ETF 日経225(1369) 0.155% 2,701億円 40
ダイワ上場投信-日経225(1320) 0.16% 1兆6,784億円 45,096
iシェアーズ日経225ETF(1329) 0.17% 2,646億円 3,565
MAXIS 日経225上場投信(1346) 0.17% 9,214億円 20,715
日経225連動型上場投資信託(1321) 0.22% 3兆7,349億円 274,682
上場インデックスファンド225(1330) 0.225% 1兆9,639億円 39,720
上場インデックスファンド225(ミニ)(1578) 0.225% 177億円 97


なお、日経平均に連動するETFを買うか、あるいは通常の投資信託を買うか迷っている場合は、信託報酬0.18%と、ETFよりも低コストを実現しつつある、<購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均インデックスファンドを選んでも良いでしょう。

投資信託を選べば積立投資も可能ですし、分配金も自動で再投資してくれます。いちいち買い付けや再投資を手動でやらなければならないETFよりも、優れていると評価することもできます。コストが同等であれば、検討のテーブルに乗ります。

その他にETF並みか、それ以下のコストの投資信託として、日経225インデックスe(信託報酬0.19%)、iFree 日経225インデックス(同0.19%)、たわらノーロード 日経225(同0.195%)が存在します。素晴らしい低コストですね。

分配金(配当金)目的の投資について

DIAM ETF 日経225は、年2回の分配方針の国内ETFです。2017年1月6日時点の分配金利回りは1.3%です。インカムゲインである分配金よりも、キャピタルゲインを狙う投資対象ですから、分配金目的としての投資対象としては、今一つ魅力に欠けます。


購入できる証券会社はここ

東京証券取引所に上場しているETFですから、下記ネット証券会社をはじめ、国内証券会社すべてで取引が可能です。ただし、売買手数料を考えると、下記いずれかになります。

10万円未満手数料無料松井証券
手数料が安い証券会社SBI証券ライブスター証券マネックス証券楽天証券
           岡三オンライン証券GMOクリック証券
手数料が高い証券会社野村證券大和証券SMBC日興証券

信用取引手数料はコチラをご覧ください(順位が大きく異なります)



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