株式並みに暴落して、株よりリターンが低い、iシェアーズ 米国ハイイールド債券ETF(iBoxxドル建てLHYC)

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iシェアーズ 米国ハイイールド債券ETF(iBoxxドル建てLHYC)の評価は?

iシェアーズ 米国ハイイールド債券ETF(iBoxxドル建てLHYC)は、「Markit iBoxx 米ドル建てリキッド・ハイイールド・キャップト指数」に連動する運用成績を目指すETFです。運用会社は、ブラックロック・アセット・マネジメント・アイルランド・リミテッドです。

 iシェアーズ 米国ハイイールド債券ETF(iBoxxドル建てLHYC)


このETFの特徴は、米国の投資不適格債券であるハイ・イールド債券に対して分散投資が可能な点です。リスクの大きな債券を取り扱っているためか、信託報酬は少々高い水準です。

ただそんな事より、ハイイールド債券は価格変動リスクが株式なみに大きい事を、ぜひ頭に叩きこんで頂きたいと思います。軽い気持ちで投資すると、将来後悔するような損失を被る可能性があります。

個人的にはハイ・イールド債券を利用せずとも、先進国全体の債券に分散投資が可能な国内ETFである、上場インデックスファンド海外債券(Citi WGBI)毎月分配型(1677)を利用した方が、心穏やかに日々過ごせるかと思います。

もしも米国の債券に集中投資したいのであれば、国内ETFであるiシェアーズ米国債ETF(バークレイズ米10年国債)(1363)の利用や、バリエーション豊富な海外ETFを使うのでも良いと思います。

参考にですが、海外ETFであれば短期米国債に投資する、iシェアーズ 米国国債 1-3年 ETF(SHY)、iシェアーズ 米国短期国債 ETF(SHV)や、米国の債券に広く分散投資が可能なバンガード・米国トータル債券市場ETF(BND)など、面白い銘柄が多数存在します。

(2015年6月22日公開)

iシェアーズ 米国ハイイールド債券ETF(iBoxxドル建てLHYC)(証券コード:1361)の基本的知識

iシェアーズ 米国ハイイールド債券ETF(iBoxxドル建てLHYC)(証券コード:1361)の概要は、次の通りです。

項目 内容 感想コメント
証券コード 1361 -
上場市場 東京証券取引所 -
信託期間 無期限(設定日:2011年9月13日) -
決算日 年2回(決算日:4・10月) -
売買単位 1口 -
最低購入単価 1口 13,140円(2015/5/27時点) -
信託報酬 年0.5%(税抜) ETFにしては少々高め
信託財産留保額 不明 -
純資産総額 3,263億円(2015年5月時点) 多いです


●組み入れ銘柄構成
iシェアーズ 米国ハイイールド債券ETF(iBoxxドル建てLHYC)のポートフォリオ

iシェアーズ 米国ハイイールド債券ETF(iBoxxドル建てLHYC)の評価・感想

国内の証券取引所で、米ドル建てのハイイールド社債に分散投資をしたい場合に、このETF、iシェアーズ 米国ハイイールド債券ETF(iBoxxドル建てLHYC)の利用を検討すれば良いでしょう。

ただし債券と命名されていますが、ハイ・イールド債券は「投機的格付債券」と呼ばれるジャンク債であり、クズ債券です。米国の債券は安全性が高いと思って利用されると、のちのち大火傷をする可能性があります。

設立開始時からのチャートでは、リーマンショックのような有事に何が起きるのか分かりづらいのですが、海外ETFであるiシェアーズ iBoxx 米ドル建てハイイールド社債 ETF(HYG)のチャートを見て頂くと、米国の株価指数であるS&P500指数と同程度の暴落が発生しています。

株と同じように暴落するのに、好景気の時では株式よりもかなりリターンが劣るだろうという推定ができて、「ハイイールド債券への投資はどうなんだろう?」と疑問が出てくるようなチャートです。

iシェアーズ 米国ハイイールド債券ETF(iBoxxドル建てLHYC)は株式並みの暴落もある
青線:当海外ETF 赤線:S&P500株価指数 )


過去の歴史を遡って考えると、今後将来に渡って、あの金融危機のような激変が無いとは言い切れません。何か問題があった場合に、自分の判断で処分する事が出来る方であれば、このETFを検討しても良いかもしれませんが、初心者の方は無難な投資対象を選んだ方が良いでしょう。

iシェアーズ 米国ハイイールド債券ETF(iBoxxドル建てLHYC)を購入できる証券会社

東京証券取引所に上場しているETFですから、下記ネット証券会社をはじめ、国内証券会社すべてで取引が可能です。ただし、売買手数料を考えると、下記いずれかになります。

10万円未満手数料無料松井証券
手数料が安い証券会社SBI証券ライブスター証券マネックス証券楽天証券
           岡三オンライン証券GMOクリック証券カブドットコム証券
手数料が高い証券会社野村證券大和証券SMBC日興証券

信用取引手数料はコチラをご覧ください(順位が大きく異なります)


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