だいぶ中途半端な状態になっているiシェアーズ 日経225ETF

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iシェアーズ 日経225ETFの総合的な評価

iシェアーズ 日経225ETF日経平均株価(日経225)に連動する運用成績を目指す、インデックス運用型のETFです。コストはトップ水準で安いのですが、いくつか問題点があります。

iシェアーズ 日経225ETFの写真


まずベンチマークとの乖離(過去1年程の平均)が競合ETFの中で一番大きいです。(極端に乖離が大きい上場インデックスファンド日経225(ミニ)を除く)

そして何故か、分配金の利回りも、他のETFに比べて0.2~0.3%ほど低いために、総合的な運用成績が悪くなってしまいます。

よってコスト最重要視の場合はダイワ上場投信-日経225、売買手数料を無料で購入したい場合はカブドットコム証券MAXIS 日経225上場投信を買付るのがベストです。流動性が重要になる運用をしているのであれば、日経225連動型上場投資信託が一押しです。

(2016年11月25日更新)


 

iシェアーズ 日経225ETF(証券コード:1329)の基本的知識

iシェアーズ 日経225ETF(証券コード:1329)の概要は、次の通りです。

項目 内容 感想コメント
証券コード 1329 -
上場市場 東京証券取引所 -
信託期間 無期限(設定日:平成13年9月4日) -
決算日 年2回(決算日:毎年2、8月9日) 1回にしてほしい
売買単位 1口 -
最低購入単価 1口 18,670円(2016/11/22時点) -
信託報酬 年0.17%(税抜) コストはまあまあ安い
信託財産留保額 なし -
純資産総額 2,646億円(2016年11月時点) 少々少ない


●このETFのポートフォリオ

iシェアーズ 日経225ETFのポートフォリオ

競合する国内ETFとの比較・検討

日経平均をベンチマークとする競合他社のETFと、コスト、出来高、順資産総額を比較すると、正直言って中途半端なETFですね。コストは確かにトップ水準で安いです。

しかしコストを最重要視するのであれば、最も安いダイワ上場投信-日経225を利用すれば良いですし、コストが同等のMAXIS 日経225上場投信はフリーETFですから、カブドットコム証券で売買手数料が無料という強みが存在します。

また、iシェアーズ 日経225ETFは出来高が少ないですから、流動性が重要になるデイトレ・スイングトレードや、暴落時の株式投資であれば日経225連動型上場投資信託が一押しです。以上の事を考慮すると、現段階では投資対象に選ぶ理由が残念ながらありません。

ETFの名称&証券コード 信託報酬 純資産総額 出来高
SMAM日経2225上場投信(1379) 0.14% 314億円 10
DIAM ETF 日経225(1369) 0.155% 2,701億円 40
ダイワ上場投信-日経225(1320) 0.16% 1兆6,784億円 45,096
iシェアーズ日経225ETF(1329) 0.17% 2,646億円 3,565
MAXIS 日経225上場投信(1346) 0.17% 9,214億円 20,715
日経225連動型上場投資信託(1321) 0.22% 3兆7,349億円 274,682
上場インデックスファンド225(1330) 0.225% 1兆9,639億円 39,720
上場インデックスファンド225(ミニ)(1578) 0.225% 177億円 97


なお、日経平均に連動するETFを買うか、あるいは通常の投資信託を買うか迷っている場合は、信託報酬0.18%と、ETFよりも低コストを実現しつつある、<購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均インデックスファンドを選んでも良いでしょう。

投資信託を選べば積立投資も可能ですし、分配金も自動で再投資してくれます。いちいち買い付けや再投資を手動でやらなければならないETFよりも、優れていると評価することもできます。コストが同等であれば、検討のテーブルに乗ります。

その他にETF並みか、それ以下のコストの投資信託として、日経225インデックスe(信託報酬0.19%)、iFree 日経225インデックス(同0.19%)、たわらノーロード 日経225(同0.195%)が存在します。素晴らしい低コストですね。

分配金(配当金)目的の投資について

現在の分配金利回りは1.63%(2016年11月22日時点)です。年間2回の分配方針のETFです。競合他社のETFに比べて、利回りが低い事が少々気になります。

基本的にキャピタルゲインが主要な収益源ですが、補助的なインカムゲインである分配金も長期投資の運用成績にも関わってきますから、残念ですね。

iシェアーズ 日経225ETFの分配金利回り

購入できる証券会社はここ

東京証券取引所に上場しているETFですから、下記ネット証券会社をはじめ、国内証券会社すべてで取引が可能です。ただし、売買手数料を考えると、下記いずれかになります。

10万円未満手数料無料松井証券
手数料が安い証券会社SBI証券ライブスター証券マネックス証券楽天証券
           岡三オンライン証券GMOクリック証券
手数料が高い証券会社野村證券大和証券SMBC日興証券

信用取引手数料はコチラをご覧ください(順位が大きく異なります)



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