総合的にはなかなか微妙な、上海株式指数・上証50連動型上場投資信託

・ぜひETFの森を、シェアしていただけますと嬉しいです。

上海株式指数・上証50連動型上場投資信託を総合的に口コミで表現する

上海株式指数・上証50連動型上場投資信託は、「円換算した上海50指数」に連動した運用成績を目指すETFです。運用会社は、野村アセットマネジメント株式会社です。

上海株式指数・上証50連動型上場投資信託


上海株式指数・上証50連動型上場投資信託を利用すれば、国内ETF中国本土の優良株、つまり大企業50銘柄に分散投資をする事が可能です。実はベンチマークである上海50指数は、似たようなベンチマークであるFTSE 中国A50 インデックスと、ほとんど同じような値動きをします。銘柄数、コンセプトが似ているので当然ですね。

国内ETFであれば、似たようなコンセプトの銘柄である南方 FTSE 中国A 株50 ETF(証券コード:1576)よりも、当ETFの方が出来高もコストも安いのでお勧めです。海外ETFiシェアーズ FTSE 中国A50 インデックス ETF (シンセティックETF)(02823)は、出来高は非常に高いのですが、コストが少々割高ですね。

どちらにしろ、当ETFに集中投資する事は、分散投資の観点からもリスクを取りすぎる事になります。

例えば、日本を除く先進国、新興国全体に投資可能な上場インデックスファンド世界株式(MSCI ACWI)除く日本 (1554)や、新興国全域に分散投資が出来る、iシェアーズ エマージング株ETF (MSCIエマージングIMI)(1582)、もしくは、上場インデックスファンド海外新興国株式(MSCIエマージング) (1681)とセットで利用するような、サテライト的に取り扱う方が無難でしょう。

最後に注意点を述べるとしたら、設立以来、無分配が継続しているため、分配金狙いの投資銘柄としては利用できません。

またベンチマークとの乖離が非常に大きく、最大で9%近い乖離率があった月も発生しています。このような点も認識した上で、上手に利用できればと思います

(2015年1月27日公開)

上海株式指数・上証50連動型上場投資信託(証券コード:1309)の基本的知識

上海株式指数・上証50連動型上場投資信託(証券コード:1309)の概要は、次の通りです。

項目 内容 感想コメント
証券コード 1309 -
上場市場 東京証券取引所 -
信託期間 無期限(設定日:平成19年10月22日) -
決算日 年1回(決算日:毎年10月) 無分配です
売買単位 10口 -
最低購入単価 10口 35,600円(2015/1/21時点) -
信託報酬 年0.78%(税抜) 高いです
信託財産留保額 なし -
純資産総額 114億円(2014年12月時点) -


●組み入れ銘柄構成

上海株式指数・上証50連動型上場投資信託の組み入れ配分や、組み入れ上位5銘柄

上海株式指数・上証50連動型上場投資信託、管理人の感想は?

上海50指数は、上海証券取引所に上場しているA株(通常は外国人投資家が売買出来ない市場)の中から、時価総額、流動性の高い、代表的な50銘柄で構成されています。

野村アセットマネジメントは当ETFの資料の中で、「科学的かつ客観的な方法で選択された・・・」指数である旨記載しておりますが、そんなに期待できる株価指数なのでしょうか・笑 ?

同じような指標として、「FTSE 中国A50 インデックス」というものもありまして、こちらもほぼ同じようなコンセプトです。

国内ETFの南方 FTSE 中国A 株50 ETF(1576)や、海外ETFのiシェアーズ FTSE 中国A50 インデックス ETF (シンセティックETF)のベンチマークです。 参考に、人民元ベースで、ベンチマーク同士のパフォーマンスを比較してみました。

上海50指数とFTSE 中国A50 インデックスの値動きの推移を比較
黄線:当ETFベンチマークの上海50指数、緑線:FTSE 中国A50 インデックス)


ほぼ、同じような価格推移を示していますね。同じようなパフォーマンスを示しているので、どれを選んでも良いという感覚です。どちらも、中国本土の大企業の集まりである訳ですから、ETF自体の出来高やコストなどを考慮して選択すれば良いかと感じます

上海株式指数・上証50連動型上場投資信託の、分配金利回りを確認してみると?

上海株式指数・上証50連動型上場投資信託は年間に1回の分配方針ですが、設立以来、無分配を続けています。今後も分配の可能性は低いと思われますから、分配金狙いではなく、キャピタルゲインをしっかりと狙う銘柄として、利用を検討すべきでしょう。

上海株式指数・上証50連動型上場投資信託を購入できる証券会社

東京証券取引所に上場しているETFですから、下記ネット証券会社をはじめ、国内証券会社すべてで取引が可能です。

手数料が安い証券会社SBI証券ライブスター証券マネックス証券楽天証券
           岡三オンライン証券GMOクリック証券カブドットコム証券松井証券
手数料が高い証券会社野村證券大和証券SMBC日興証券

信用取引手数料はコチラをご覧ください(順位が大きく異なります)




バナー


★姉妹サイト
ノーロード投資信託ガイドもよろしく。AllAbout掲載サイトです。

ETFの基礎知識

ETFを使った運用手法

ETFを購入できる証券口座



国内ETF一覧&ランキング